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18/08/07 23:22
気持ちの整理
7月17日
おじいちゃん(86歳)と老人会の中で流行しているらしいシュークリームを買いに行った
おじいちゃんは活動的な人で、買い物行ったり、老人会の人達とよく遊んでる(笑)
老人会のメンバーから美味しいシュークリームの店を教えてもらったので、一緒に買いに行った
シュークリーム買って、おじいちゃん&おばあちゃんの家で食べることになった
家に着くと、生ゴミのような動物の死体のような変な臭いがしてた
でも臭いの出所が分からないので、臭いなあ言いながらもそのままにしてた
しばらくして、家でゆっくりしてたら、おばあちゃん(85歳)が突然震え出して呂律回らなくなってきた
熱中症やと思って、救急車呼んだ
救急隊の人が来てくれて熱計ったら40度あって、すぐに救急車乗せられた
近くの病院に搬送されて、熱中症やから点滴したら帰れるかなあぐらいに思ってた
そしたら熱中症なんかじゃなくて、皮膚に腫瘍があるって言われて即入院になった
熱が出てたのは腫瘍熱らしくて、ガン患者の人は熱をよく出すらしい
そして家に入った時にした変な臭いは、おばあちゃんの足にできた腫瘍の臭いやった
搬送された病院では皮膚の腫瘍は診れないって言われて、一泊だけ入院して大学病院に転院になった
翌日救急車に乗って大学病院に転院した
そこから1週間入院して、腫瘍を切り取って細胞の検査したり、血液検査したり色んな検査してた
とりあえずは熱も落ち着いたので、1週間で退院して、検査結果が出たら治療方針を決めるってことになった
7月17日に入院して、7月23日に退院したかな
検査結果が出たのは8月3日で、思いもよらない結果でした
皮膚に腫瘍ができてたので、病院の先生も皮膚ガンと思ってたらしい
でも検査したら、びまん性大細胞性B細胞リンパ腫という名前の病気で、いわゆる悪性リンパ腫と言われるものらしい
高齢者は癌の進行遅いとかいうけど、この病気は年齢関係ないらしい
もはや足の皮膚以外にも転移してて、内臓にも広がってるみたい
抗がん剤がよく効く病気らしいけど、もう抗がん剤治療する体力がないから、緩和していく治療だけになる
余命宣告もされて、あと半年から1年と言われました
おばあちゃん本人は何も知らなくて、病名も知らない
落ち込みやすい人やから、みんなで相談して何も言わないでおこうってなった
まだボケてはないけど、耳が遠いし、忘れっぽいから丁度いいかなとは思う
今は家で生活できてて、お風呂の介助と皮膚の腫瘍の手当てを訪問看護師の人に毎日家に来てやってもらってる
トイレは一応オムツしてるけど、トイレまで歩いて行ってるかな
食べる量が少ないのがちょっと心配やけど、よく喋る人なので、喋りまくってる(笑)
今やってる治療は腫瘍の手当てと漢方飲むだけやけど、これから腫瘍に痛みが出てきたりしたら緩和していくことになるのかなあ
85歳という年齢やから、もう何が起こってもおかしくないし、癌じゃなくて心臓や脳の病気で急に…ってこともあるかもしれない
でもショックでショックで…
実家から自転車で10分ぐらいの距離やから、子供の頃からよくおじいちゃんとおばあちゃんの家に行ってた
お菓子食べーって言ってお菓子くれたり、
お小遣いあげるわーって言ってお金くれたり、
一緒にカラオケ行ったり、
ご飯食べに行ったり旅行したなあって思い出がいっぱいあって悲しくて仕方ない
人間いつかは亡くなるし、85歳まで生きてこれたから長生きの部類に入るんかな?
でもいつか訪れるその日が怖くて悲しい
それまで精一杯のことをしようと思う
皮肉なことに、仕事してないから、おばあちゃんの病院にも付き添えたし色んなことができた
働いてなくて良かったって初めて思いました
救急車で運ばれた日、シュークリーム買いに行かなかったら、おばあちゃん1人で家で倒れてたかもしれない
おばあちゃんは、あの時誰もいなかったら死んでたって何回も言うけど(笑)
来週か再来週ぐらいから働く予定ですが、できる限りのことをします
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