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無題

話題:今日見た夢
変なところがリアルで展開は少しすっ飛んだ感がものすごくて。後半展開進みすぎ。


ゼノクでは西澤と南が長官に二階堂を隔離棟にいる2人の担当にしていいのか話してた。


「長官、逢坂と金谷を二階堂に任せていいんですか?あの人ただのカウンセラーじゃないでしょ。調べましたよ、ファーストチームメンバーにして被験者。しかもゼノク隊員」
「とんでもない経歴だな…。被験者って治療スーツの?」
南が西澤に聞いてる。

「彼女は組織黎明期からいたが、ゼノクが出来る以前に怪人にやられて重傷を負ったんだ。長官は開発中だった治療スーツを着せ実験も兼ねて彼女を被験者として面倒見てたって。長官そうなんですよねぇ?」
「そうだよ」

「だからニカさんあのスーツを自然に着こなしてるのか…」ニカさんとは二階堂の愛称。南など一部の人はそう呼んでる。


二階堂は隔離棟の金谷に顔出しをする。

「初めまして。私が怪人被害特殊ケース専門のカウンセラー・二階堂です。あなたが金谷さんですね」
「はい」金谷、緊張。


「これが私の素顔の写真。今回は逢坂さんと金谷さんが怪人にそのスーツを着せられ気絶していたと聞きまして、呼ばれた時は毎回この姿になります。同じような姿だと安心するかと思いまして」
二階堂さん髪の毛はウィッグなのかな。色付きのスーツが羨ましい。

「金谷さん大丈夫だから。あの器具使ってみました?マスク着けたまま食事出来る優れもの」
「まだです…」金谷は不安そう。二階堂はバッグからその器具を出すと見本を見せる。透明な立体マスクのような形状をしてる器具を口元に当てるとスーツのマスクと一時的に融合するらしく、マスクに開口部が出来る謎技術。

「このまま喋るとマスクの口も一緒に動いてるの、わかりますよね?器具は一定時間スーツと融合します。口元は汚れません。食事用に開発されたから持って1時間くらいかな?こうすると簡単に外せるの」
金谷は謎技術に驚きを見せたが、のっぺりしたマスクに突如口だけある状態に違和感ありあり。二階堂は器具を外してる。

「違和感あるならだて眼鏡やサングラスを着けるとマシになりますよ」
金谷は試しに器具を口元に着けてみる。口をパクパクさせると確かにマスクの口も動いてる…。金谷はだて眼鏡ありませんか?と聞く。

「違和感あったみたいですね。だて眼鏡あげますよ。この姿なら食事中はマシになるはず。どう?」
「あれ…違和感ない。二階堂さん、その髪の毛ウィッグですか」
「スーツ着てるからウィッグですよ。スーツに慣れない人はウィッグ避けた方がいいかも。今日は薄いベージュのスーツだからマネキン感が強いですが」


確かに二階堂の出で立ちは動くマネキンにしか見えない。金谷は緊張が解けたらしく色々話をする。治療スーツの色の話とか。
「カタログ見てみます?本当は白嫌なの、わかりますよ。服と合わせにくくて」

金谷はオーダーメイドカタログを見てる。ゼノクスーツのバリエの多さに驚いた。夏用や冠婚葬祭用まであるの!?

「館内見ててクリーム色、いいなと思っていたんです。パステルカラー可愛いですよね」
「私が1つ持ってこよう。西澤と南には内緒でね。クリーム色を着る時は部屋の外に出てはいけないよ。あくまでも白いスーツで過ごすことになってるんだから」
「いいんですか」
「女子はどうあれお洒落したいじゃないですか。これで1週間大丈夫だよね」
「ありがとうございます」


二階堂はこっそりと金谷のためにクリーム色のスーツを取りに行き、すぐさま戻ってきた。
「これがそのスーツ。優しい色だから人気あるんだ。入居者の女性はクリーム色を着てる人、多いかも」

二階堂はバッグから袋に入った新品のスーツを渡した。
「そのスーツは着てもいいけど部屋から出ちゃだめだよ。館内に出る時は白でね。じゃ、私は行くとこあるから」
二階堂は金谷の部屋を出た。


鼎は本部の屋上でぼーっとしている。やけに風が強いな…。
鼎は遠くに大きい鳥が旋回しているのを目撃。あれが怪鳥!?鷲にしては大きすぎる。鼎は急いで館内へ戻った。

「室長、モニターに変なもん映ってません?」晴斗の指摘に宇崎は見た。
「これが怪鳥か。旋回してるな。様子見してから出撃だ」
「了解です」


ゼノク。二階堂は普段いる仕事場へと戻ったが、調子悪そう。同僚が心配してる。

「ニカさん、金谷さんと話してきたんですか」
「そうだよ。なんでか調子が悪くてね…」調子悪そうなのに二階堂はスーツを脱ぎたがらない。
「スーツ脱げばいいのに。ニカさんどうしたの?いつもと違うよ…」


二階堂はかなり調子悪そう。同僚は蔦沼に直に連絡。

「過去の影響が出たのかもなぁ…」
「なんですか、過去の影響って」
「二階堂は組織黎明期に開発中のゼノクスーツの被験者として僕が面倒見ていたんだよ。ゼノクが出来る前だ。その時に二階堂が重傷負った話は聞いてるだろ」

「怪人にやられた話ですね」
「二階堂はそれ以降ずっとスーツの被験者として本部に籠っていたからな〜。初期は性能も悪かったから嫌な思いをさせてしまった」

「二階堂さん、病院に連れて行きますか?」
「いや…大丈夫だろう。一時的なものだ。二階堂はスーツ慣れしすぎて感覚がなくなってるから。彼女には可哀想なことをした」


「ニカさん、その不調一時的なものだから休みなよ。ほら、一緒に仮眠室行こう。過去の影響が出たかもと長官が言ってたから」
「ありがとね」

過去の影響…?黎明期のスーツの被験者しか思い当たらない。まさかな…。


「敵全然動きませんなぁ」
宇崎はモニター見ながらぼへーっとしてる。ずっとある場所を旋回し、時々高層ビルに留まるの繰り返し。


「禹螢が何したいのか全然わからん…」


本部屋上。釵焔はなぜかそこにいた。晴斗と御堂が見つける。

「お前、この間の…えーと誰だっけ?」
「釵焔だが」
「本部襲撃に来たのか?」
「違うな。お前達に言伝てしにした。禹螢は世界規模の計画を立てている」

「世界規模!?」
「てかお前…禹螢を裏切ったってことか…」
「そうなるな。紀柳院が執拗に狙われているのを見て、いてもたってもしてられなくてね。あいつは紀柳院の苦しむ姿を見たくて『仮面を割る』と脅してる。それとゼノクの受付にいた烏丸も禹螢は狙っている」
「烏丸さんも!?」
「負の気が強いから欲しいんだろうな」

2人はふと釵焔がいる方向を見た。いない!?消えた!?


一方烏丸は本部の中庭に1人いる。とにかく1人になりたかった。この日の烏丸は淡いピンクのスーツを着てる。
背後にぬらぁとした気配がする。烏丸は怖いが、ジリジリと振り返った。そこには禹螢が。禹螢は見つけたとばかりに烏丸の手を強引に掴む。

「見ーつけた」烏丸は恐怖で声が出ない。あの男がなんで本部にいるの!?
禹螢は右手で烏丸の手を掴み、左手で負の気を吸収している。
「逃げられないよ、烏丸さん。特殊なバリアを張ってるから他の人間はこっちに来ない」
「え…」


鼎は本能的に中庭へと向かっていた。嫌な予感がする。
「鼎さんどうしたの!?」晴斗も慌てて向かう。鼎は対の刀を既に抜刀していた。


中庭。禹螢は烏丸から負の気をたっぷり吸収しているらしく、ご満悦。
「君がその姿なの、可哀想だね。ゼノクと蔦沼を恨むんだな」
「…ゼノクと長官は悪くない…」烏丸は必死に抵抗するが、敵わない。


晴斗は剣の形を変え、中庭に張られたバリアを割る。

「烏丸さんから離れろー!」
「なんで場所がバレたんだ!?バリアが割れた!?」
禹螢はあっけにとられている隙に鼎は烏丸を助ける。

「烏丸、大丈夫か!?」
「鼎さん…」
やがて騒ぎに気づいた御堂達も到着。鼎は御堂に指示。
「烏丸を頼んだ!」
「了解。鼎、絶対に無茶すんなよ!」御堂と空操は烏丸を保護。


禹螢は鼎の予想外の登場に嬉しそう。
「仮面の女が自ら来るなんてな〜。お前の残りの負の気、頂くぞ」
禹螢はいきなり鼎に飛びかかってきた。これには鼎も予想外。避けるのに必死。


禹螢は執拗に鼎の仮面を狙う。晴斗は禹螢を追い払おうとするが、禹螢は身体能力も高く厄介。こいつ…強い!
禹螢は鼎の仮面にロックオン。割るのではなく違う手で鼎の仮面を外す作戦をする。
「紀柳院、お前はもう終わりだよ。精神的にな」

禹螢はいつの間にか鼎の背後にいた。あの数秒で何をした?
その答えはすぐにわかった。鼎の仮面が前触れもなく顔から外れたのである。気づいた時には仮面は落ち、床に叩きつけられていた。禹螢はさらに精神的苦痛を与えるべく、仮面を踏む。割れる音が響く。


「やめろーっ!!」

鼎は叫んだが時既に遅し。鼎の顔は絶妙な角度で見えないがかなりの動揺と絶望。禹螢は足でバキバキに割った仮面を見せつける。

「お前…これで何も出来なくなったな。しかし素顔、ひどい火傷の跡だ…。紀柳院、目は見えているのかね」
「目にもダメージ受けてるんだよ。見えてはいるが、見えにくい…」
「弱点を教えるなんて隙だらけだぞ?」


鼎は身体の一部の仮面を失い、戦意喪失。泣いてるのか、肩が微かに震えてる。

「禹螢!鼎さんの大事なもんを奪うなよ!!」
「あれが大事?ただの面だろ。確かに顔の大火傷の跡は悲惨だがな」

鼎は何も言えないでいる。素顔の状態は鼎からしたらあまり良くない。晴斗はなんとかして禹螢を追い払おうとするが。

「絶望を与えたことでその女の負の気を全て奪ったよ。計画は順調」
禹螢はニヤリと笑うと消えた。


禹螢が消えた後。鼎は足で踏みつけられた仮面を見て意気消沈してる。相当ショックらしい。
宇崎は新しい仮面を急いで持ってきた。

「鼎!大丈夫か!?…大丈夫じゃなさそうだな…。禹螢のやつ、ひどいことをしやがる…。鼎と烏丸を一気に狙うなんて」
鼎は震える手で仮面を受け取った。着けようとするが、ショックが大きいのかうまく着けられない。晴斗は着けてあげることに。

「鼎さん、頭痛くない?キツすぎないようにして着けたから」
「晴斗…ありがとう」

鼎の声は少しずつ落ち着いてきた様子。宇崎は晴斗に鼎の心のケアをしてやれと一言言った。ケアには親友の彩音も必要だ。晴斗にはなんとなくわかってる。


一方の烏丸。烏丸は救護所に運ばれた。御堂と空操は烏丸に異変がないことを見て安心。

「烏丸、何ともないか?禹螢にやられていたけどよ…」
「体はなんともないです。強引に掴まれた手の感触が気持ち悪くて…。傷つきました。あ、あの鼎さんは…」

「俺達見てないからわからないが、あの後鼎の叫び声がしたから禹螢にやられた可能性は高いだろうな。叫び声が悲鳴に近かった」
「鼎さんがあんなに叫ぶなんて滅多にないですからね」
「鼎も心配だ…」


鼎はある部屋で晴斗と彩音に話してる。彩音は泣きそう。

「なんてひどいことするの…。踏みつけて割るなんて。鼎、泣きなよ。思いっきり泣いた方がいいよ」
「足で踏みつけるなんて異常だよ。鼎さんの仮面は身体の一部なのに。禹螢はモノ扱いしてた…」

鼎はずっと黙ったまま。どこか上の空に見える。仮面には表情がないが、ショックを受けてるのは明白で。



変な展開進みすぎ。釵焔は実質裏切った上に、禹螢は一気に行動に出るとかな。禹螢は鼎さんに恐怖と絶望を与えた。

前半の二階堂はなんだったんだろ…。

無題


話題:おはようございます。
昨日の拍手9個ありがとうございます。昨夜から雨降りです。雨のせいか、ものすごく眠い…。

昨夜はマツコの知らない世界見てから寝ました。クロワッサンが食べたくなった。そんでもってフラワーガーデンに癒される。



昨日、親がいない間にベルトいじろうかと思いましたが、バイスタンプ鳴らして変身ポーズ決めて満足して終了…。


リバドラの変身ポーズ、最初にベルトのスタンプ台にスタンピングしてから構え(ここで変身!って言う)→ベルトにバイスタンプセット→バイスタンプ倒してバディアップ!…だったわ。

スタンピングする前は「は〜」っとスタンプに息を吐く動作入れた方がそれっぽくなるみたい…。
あれ、神回で一輝がほとんど気合い入れてやってたから。

五十嵐3兄妹はベルトが全員違うので、動作とポーズが違うから差別化半端ないな。
同じデモドラを使うヒロミさんと光も変身ポーズが微妙に違ってたような…。



最近、異様に腹が減る。生理前にしては早いし体が食欲の秋モードになりかけてるのだろうか…。


唐突に、夏の終わりだなと思うこと。

ラジオでフジファブリックの「若者のすべて」が頻繁に流れ始めた時。サザンの「真夏の果実」・森山直太朗の「夏の終わり」も同様。

フィリップとアラン様ですかい

話題:ひとりごと
家事ヤロウ!SPにフィリップが出てるので普段見ない癖に見てるやつ〜。

裏番組のバナナサンドSPではアラン様(磯村勇人)が出るし、アラン様はグルメ系のコーナーに出るんでまだバナナサンド見なくてもいいか…って、なんだか知らず知らずのうちにライダー俳優追いかけてる!?


ちなみに昨日は帰れマンデーを途中まで見てました。
こっちも普段見ない番組。サンドイッチマンとフィリップに釣られて見たが。

宝くじ当選企画にフィリップ出てたよな!?
すだくんの仮面ライダーW出演が決まった話、あれ聞けただけで満足だ。フィリップ強運すぎる…。


『菅田将暉』が一発変換出来ないのでめっちゃもやる。ちまちま変換…。だからフィリップ表記かひらがなよ。



佐藤健・竹内涼真・福士蒼汰が仮面ライダー出身なの、知らない若い子多そうよな…。


『仮面ライダー2000-2018全史』という、平成ライダー全史本のスタッフ&キャスト&全放映リストを見たら意外な人がライダーに出ておった…。


横浜流星は勘違いしていたみたいです。こっちは戦隊出身なのか?


フォーゼ組は福士蒼汰と吉沢亮!?フォーゼとメテオ、どっちも売れっ子ってすげぇな…。
メテオは吉沢亮なの!?キングダムのエイ政がメテオ!?フォーゼが無性に見たくなってきた…。フォーゼ本編は見たことないのよね、映画はありますが。なでしこ可愛いよな〜。


永瀬匡、朝ドラに出てましたが(モネだっけ)仮面ライダーウィザードに出てたの知らなかったよ!?仮面ライダービースト!?ビーストなの!?意外すぎる…。
ウィザードは映画円盤持ってるからな〜。鎧武と一緒のやつ。

あの映画のウィザードパートは神。


赤楚衛二もちょいちょいテレビで見ますが、仮面ライダービルドに出ていたのかよ!?知らなかった…。
龍我ってことは2号ライダーか。ビルドは途中で脱落しちゃったから、2号ライダーの名前が未だにわからない。


グレかまのヘンゼルが仮面ライダー出身なの、知らない人も多そうよねぇ…。仮面ライダーキバ…見たことない…。
完全に今や瀬戸くんはヘンゼルの人ですもん。



なんだこのミーハーみたいな記事…。フィリップ最近テレ朝系の番組に番宣でもないのに、よくバラエティー番組に出てる気が…。

アラン様はマジで今ブレイクしてる感がすごい。ゴーストでもネクロムは人気あったような…。


バナナサンドに変えました。磯村くん、注目俳優って。まさかゴースト組でアラン様がブレイクするなんて思わなかった自分。

ドライブ組は進兄さんと霧子が売れっ子になってんのもすごい。主役とヒロイン両方ブレイクすんのも珍しいような…。
メディックもたまに見る…。メディックは深夜ドラマにたまにいる気がする。馬場ふみか、グラビア出身だからかな?


改めてキャストリスト見ると電王・フォーゼ・ドライブヤバいよー…。


電王はイマジン人気も凄かったから、声優人気も凄かったんだよね。電王のおかげでスーアクさんに注目されたのは良かったのかな。

イマジン単独アニメが出来る程の電王はマジでヤバい。電王、色んな意味でリアル特異点だから…。



平成ライダー全史を見て驚いたのは、やっぱり吉沢亮だわ…。

無題

話題:今日見た夢
また変な展開っていうか、夢+脳内設定がドッキングしてるせいかな…。


釵焔に助けられた鼎はなんとなく気になり始める。敵なのに敵という感じがしない。あの後、4人は本部へと戻ってた。


「鼎、大丈夫か?」宇崎は救護所にいる鼎に呼び掛ける。鼎は禹螢により、仮面を強く掴まれたため嫌な感触が未だに残っている。鼎はヒビを入れられた場所を触っていた。

「室長…体は何ともありません。深く傷ついた…」

「映像確認したが、あのやり方はひどすぎるな…。鼎、スペアの仮面だ。それはもう着けたくないんだろ?禹螢にヒビ入れられたからな」
宇崎はどこからか、鼎の新しい仮面が入った箱を渡す。箱の中には布の上に仮面が丁寧に入ってる。

「ありがとうございます」
「お前の身体の一部だからスペアでも扱いは丁寧だよ。以前よりもグレード上げたからね。禹螢は鼎の素顔を見たいのかねぇ?割るって言われたんだろ。仮面のスペアはまだ在庫はあるが、下手したらまた作らないとならんかもな」

鼎の仮面は日常用兼戦闘用のため、スペアの在庫を増やしてる。市販のものではない改良型のため、数が足りなくなると室長自らスペアを生産してる。


「なぜ禹螢は私を執拗に狙うのか…」
「負の気がどうとか言ってたのが引っ掛かるな。ゼノクでは烏丸が狙われてたな。…烏丸?鼎はそのまま休んでてくれ。解析班に行ってくる!」

宇崎はバタバタと救護所を後にした。禹螢は鼎と烏丸を狙っているはずだ。負の気を吸収するために。


「室長、忙しそうだなー。鼎、お前本当に大丈夫なのか?禹螢にやられた時にお前の体から何かを吸いとられたのが見えた…。気のせいかもしれないが。黒いもやみたいなものだ」

御堂は入れ替わりに救護所に来た。鼎は仮面を新しいものに替えている。ヒビ入れられたから不快なんだ。あんだけ強く掴まれたとなると嫌だろうに。

「体はなんともない。禹螢よりも気になっているのが釵焔という男だ。あいつは私を助けてくれた…」
「釵焔がいなかったら鼎はヤバかったな。禹螢の仲間っぽいけど、迷っているのを感じたんだよなー。それで苦しむ鼎を助けたのかもよ」
鼎は仮面を着け終え、前髪を直してる。


「室長、どこに行ったんだ?」
「解析班がどうとか…」


解析班の部屋。宇崎はかなり心配そうにやってきた。

「朝倉・矢神、烏丸は?」
「調子が悪くて寝ていますよ。そこの仮眠部屋で。烏丸さん、なんか変だった…」朝倉も心配そう。

「烏丸のやつ、ゼノクで禹螢にやられたって聞いたから嫌な予感はしてたんだ。禹螢は鼎と烏丸を狙っている」
「えぇ!?」
「鼎も禹螢にやられた。それ以前にも鼎は禹螢に執拗に狙われている。烏丸も禹螢にやられたと後から知ったよ」
「烏丸さん…本部に来る前に変な男にやられたって言ってたけど、そいつなの?」

「とにかく朝倉と矢神は烏丸に何かあったらすぐに知らせろよ」
朝倉は仮眠部屋を覗く。烏丸は寝息を立てて眠っている。ゼノクスーツ姿なのでシュールな画なのだが。


「室長、了解しました。今のところ烏丸さんは深く眠ってますよ。あのスーツ姿だと顔が見えないからわかりにくいんですけど、最近になって慣れましたよ」
「烏丸はあのスーツ姿でずっとゼノクにいるからなぁ。身体の一部みたいなもんだよ。彼女が本部に派遣で来た時に本人から話は聞いてる。あいつは回復が不完全であのスーツなしだとキツいってな…」


鼎はしばし御堂と話をした後、2人は救護所を出た。

「鼎、油断するなよ。禹螢は必ず襲撃してくる。気をつけろ」
「私は禹螢が怖い…」
あんだけ強くヒビが入るまで掴まれたんだ、怖がるのも無理もないか。


烏丸はようやく起きた模様。

「烏丸さん、眠れた?」
「調子はそこそこ戻ったみたいです。深く眠れました。あの、治療スーツ替えてきてもいいですか…。私うっかりしてて着替え忘れてて。肌に直接触れるものだから毎日替えるんですけど」
「行ってきなよ。ゆっくりでいいからね」朝倉は気を使う。烏丸は遠慮がちに本部内にある宿泊棟へと向かった。

派遣された支部隊員とゼノク隊員の一部はこの宿泊棟に泊まってる。烏丸は部屋に入るとすぐさま制服を脱ぎ、治療スーツを一気に脱いだ。気持ち悪い。
烏丸の場合、すぐに替えられるように新しいスーツを用意してある。部屋の洗濯物の一部は異様だが。

烏丸は着替え時に鏡でスーツの下がどうなってるか毎回確認してる。スーツで肌を隠さないとならないレベルだから本人はかなり気になる様子。


「なにこれ…。これじゃ人前に出られない…」

烏丸は身体に出来た痣のようなものが気になっていた。それは顔にまで達している。人前で素顔になれない…。
烏丸は急いで新しいスーツに着替える。この痣のようなものは何?悪化している気がする。痛みや痒みはない。


「烏丸さん、おかえり〜。あれ、どうしたの?」
朝倉は烏丸の異変に気づいた。震えてる?

「さっきスーツ着替えに行った時に素肌を見たら変な痣のようなものが全身に出来てて…。人前に出られない…。人前で素顔になれない…」
「だから私のところに来たんだね。烏丸さん、とにかくそのスーツでいれば大丈夫だよ。今はそうするしかないのかな…」
矢神は何やら調べてた。

「朝倉・烏丸。烏丸が言ってた痣の話、報告増えてるみたいだよ。SNSで『ゼノク元入居者 スーツ』で検索したら最近急にこの症状が出て素顔で人前に出られない、スーツ生活もう嫌とか出てきてる」
「何が起きてるの…」

「ねぇ、モニターの塔…もやあんなにも黒かったっけ?首都圏だけ気味悪いよー」
朝倉はモニターを指差す。首都圏の塔の映像だけ、禍々しい。


禹螢は異空間で塔から吸収した負の気を貯めていた。

「やっぱりな。人口が多い都市部は負の気がいっぱいだ。塔が発動してるのは首都圏だけだが、まぁいいか。仮面の女の負の気のおかげでかなり貯まったな…。あと半分か」
釵焔は来ないだろうな。


ゼノク隔離棟。逢坂はそこにいる。隔離棟に移動となったと同時に逢坂はようやく口を開いた。

「西澤さん」
「逢坂は喋って大丈夫なのか!?君、敵に口封じされているんでしょ!?」
「この場所なら人ほとんど来ませんし、ある程度なら大丈夫ですよ。だってここ…隔離棟だから。防音やセキュリティ万全なんですよね」

「あぁ…。逢坂、ここが君の部屋だ。隔離棟の中でも設備が充実している部屋にしたから。東京でも君と同じような目にあった女性がいたと報告されてる。彼女はそろそろゼノクに来るはずだ」

「俺と同じスーツ姿ですか…」
「スーツの色は違うが、無理やり着せられて気絶したのは同じだよ。禹螢は怪人だから一瞬で着せたんだろうね」
「その人も隔離棟行きになるんですかね…」
「彼女も禹螢に口封じされたが、混乱していると聞いた。鏡を見てそのスーツ姿に混乱したとかで今落ち着かせてるよ。隔離した方がいいだろうよ」

「西澤さん…俺、禹螢にこう言われたんです。そのスーツ姿で1週間過ごせって。それが出来たら口封じはチャラになるって」
「それだけ?」
「…それだけ。さすがに食事とトイレ・風呂は無理あるが、それ以外なら行けるんじゃないのか。その黒いスーツのままで過ごせとは言われてないから、替えることは出来るな」
「確かに縛りはゆるい…。なんで変な縛りを与えたのか」

西澤は替えのスーツを渡した。
「これがあれば1週間過ごせるだろう。色は同じにしといたからさ。洗濯物増えるけど仕方ないよね」


ゼノク内・病院では昨日禹螢に襲撃され白いスーツを着せられた女性がいる。彼女はまだ混乱しているらしく、喚いている。

「ここはどこなの!?帰してよ!私…なんでこんな姿なの…?白い肌を覆うスーツ…なんで?」
女性は鏡を見てさらに混乱してる。全身白タイツ状態なので顔はまっさらなマスク。服装と体型でかろうじて女性だとわかるが。

「落ち着いて聞いて下さい。あなたは怪人に襲われて、そのスーツを着せられ気絶してました。何か怪人に言われませんでしたか?」

女性は急に冷静になる。
「このスーツを着て1週間過ごせ。そうしたら口封じはチャラになる…。あの男、禹螢と名乗ってた」
「あの…名前教えて下さい。名字だけでいいです。この施設は怪人による後遺症専門治療なんです。君のような治療スーツ姿の入居者もいる。職員の一部も配慮してスーツ姿なんだよ、判別が難しいから名前を教えてくれるとありがたい」

女性に話かけていたのは蔦沼の世話役の南。蔦沼の命により、この女性に一時的につくことに。


白いスーツ姿の女性は名乗る。

「私は…金谷と言います。あの…1週間病院で過ごすのでしょうか…」
「いや、君と同じような状態になった男性が最近ゼノクに来たのだが、彼は1人になりたいと言って隔離棟にいる。金谷さんも敵に口封じされてる身だ、隔離棟にいた方が安全だよ」

「隔離棟…」金谷は不安そうな声を出す。南は不安を払拭させようと必死。


「隔離棟と言っても明るいし、部屋は個室でセキュリティも万全だ。1週間スーツ姿で過ごせってことなら替えのスーツは必要ですよね。部屋には家電一式あるから気にしなくてもいいよ。食事・トイレ・風呂は無理あるがそれ以外ならスーツ姿で過ごせるよ」
「そうですか…。でも食事の時マスクを脱ぎたくないんですよ。なぜか」
「それ、隔離棟にいる逢坂も同じことを言ってたな…。スーツ脱ぐのを最低限にしたいって…」

南は謎技術の道具を渡す。

「この透明な器具を鼻と口元に着けるとそのマスクを着けたまま、食事が出来ます。鼻は嗅覚を感じるためですね。ゼノク入居者も人によっては着けたまま食事してますよ」

「私…なんだろう。最初苦しかったのに、このスーツに慣れてしまってる…。まっさらなマスク嫌だったはずなのに、今は嫌じゃない…」


南は金谷を隔離棟へと連れて行くことに。
「金谷さん、ここが君の部屋だ。設備も充実してる部屋にしたよ。そしてこれが替えのスーツ。同じ色にしたから。金谷さんは違う色のスーツを着たがっていたみたいだが…1週間、白いスーツで耐えてくれ。洗濯物増えるけど仕方ないか…。そのスーツ干せるスペースはちゃんとあるから。食事は館内の食堂で食べてもいいし、売店で買ってもいいよ」

金谷は替えのスーツを受け取った。1週間まっさらな白いスーツで過ごすのか…。途中で見たクリーム色や薄いベージュのスーツが羨ましく見える。


南は金谷と逢坂、それぞれに伝えた。

「不安だったらカウンセラーもいるからいつでも呼んでね。怪人被害のエキスパートがこの施設には複数常駐してる。特殊なケース専門のカウンセラー、君達が呼べば君達と同じような出で立ちで来るから」
「わざわざスーツ姿で来るんですか?」
「相談者と極力似たような姿で接するのが彼女のポリシーだから。金谷はかなり不安そうだから彼女を頼ればいいよ」
「そのカウンセラーの名前は…」

「二階堂。二階堂はもしかしたら顔見せに来るかもね。君達の緊張を解くために」


隔離棟をつかつかと歩く白衣姿の女性が1人。
後ろ姿だがよく見ると肌全体は薄いベージュのスーツで覆われている。髪の毛も地毛のように見えるがウィッグを着けてる。一瞬、二階堂は南を見た。二階堂の顔はまっさらなマスクのために顔がないように見える。南は軽く会釈した。彼らを頼みますよと。二階堂は大袈裟に仕草をする。

『わかったよ。任せとけ』


二階堂はスーツを着こなしている。違和感なさすぎ。初めて見た人は驚く。マスクはのっぺりしてるのにカウンセラーなせいか仕草が大袈裟なのでわかりやすい。



ゼノク少し進展。禹螢は謎の縛りをしていたことが判明。1週間ゼノクスーツ姿で過ごせとざっくりしてるが、一般市民からしたら不安でしかない。

一方の鼎は禹螢に襲撃されたことで深く傷ついてる模様。塔の異変は首都圏だけというのが気味悪い…。

ドキプリ見たことないけど


話題:食玩・ミニチュア
プリキュアウエハースの結果。はぐプリのキュアエール&はぐたんとキュアソードが出ました。

ドキプリ見たことないですが、可愛いな〜。


はぐプリ連続で出た。あとキュアアムールとキュアマシェリが出ればはぐプリは全員揃うことに…。
マシェリ&アムールはHR(ヒロインレア)だけみたいだな…。


主役が連続で出るの、初めてだ…。キュアプレシャスの次にまさかのキュアエールとか。
このカードウエハース、主役はSRやHRになってたりするからね〜。

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