【Short×3 Story】†お題@五日目(ぱんどらはぁつ)



10/09/12 02:11 Sun

ギルの一人称小説が書きやすい件。
何か質が似てるんですかね(笑)



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言葉遊びなお題バトン



※一人称と二人称はご自由に変えてお使いください。
※()の中は好きなものを選んでお使いください。
※無理に全部は使わなくてもてもいいですよ(´∨`)
好きなものだけ使ってください。
でわ、どうぞ…


僕は君に(恋/請い)をした。

君の記憶のあの子を(覗/除)く。

僕は君を(愛/哀)してる。 

僕に向けられた(好/抗/攻)意。

僕に対する君の気持ち=(想/重)い。

君を(良く/欲)する。

一緒に(行/逝/イ)く。



ありがとうございましたm(__)m

回す人→


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視界を閉ざせばそこは暗闇だった。



『僕に対する君の気持ち=オモい』



ベッドに投げ出した体から力を抜き、さらに黒を重ねるように腕を瞼に重ねる。聞かされた拒絶の言葉がまだ脳裏を巡っている。怒らせて、しまった。

(泣いてなんか無い)

熱を持つ目頭をごまかすように腕を眼に押し付けた。
歯を食いしばれば何故か吐き出しそうになる言葉。ただ一言が苦しい。涙を押し出そうとしているように。
我慢して、我慢して。それも堪えきれない。
言うまいと誓った言葉も、聞く者がいなければ只の音だから。今はアイツの為に泣いてしまう方が怖かった。

「スキ、だ…っ」

だから嫌わないで欲しいとでも言うつもりなのかと、嘲笑った。
僅かに漏れ出た心。少し楽になった気持ち。
袖が濡れている気がしたが、きっと気のせいだ。
主以上に大切なモノなんて無い。あの人以上に必要な者なんていない。だってオレは――

(マスターの傍にいる為に、在る)

だから、この気持ちはオレを縛るに値しないはず、なのだ。






彼の深意に、気づかないまま過ぎる夜。









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