17/03/14 00:34 (:説明)
クピドとインキュバス
ある日、隊のミスが続きその処理に追われていた時、ぼんやりと趣味のカップル観察をしていました。
(あー、今からあの二人に憎しみの矢を射って別れさせないと…。せっかく幸せそうなのに。)
ところが、突然その二人は喧嘩をし始め、別れてしまいました。二人の部屋からは一人のインキュバスが出ていきます。
クインはひらめきました!
「ねぇ!そこのインキュバスさん!イイ話があるんだけど!」
「…?何よ、クピドが何の用?」
クインはインキュバスであるベンジャミンに仕事を依頼することにしました。
別れさせてほしい男女を提供する。ベンジャミンは破滅させる人間を選ばなくていい。
暇を持て余していたベンジャミンは二つ返事でこの提案を受けました。
「いいわよ。遊んであげる。」
しかし、初めのうちはうまくいっていた関係でしたが、クピド隊の上層部から疑いの目が。
ミスは報告されているのに、処理作業で使われる憎しみの矢の報告がない…。
最終的には同じクピド隊から密告され、二人は審問にかけられることに。
審問で何も答えられないクインの代わりにベンジャミンが答えました。
「私がクピドを脅してカップルを指定させたのよ。せっかく結ばせた男女を別れさせようと思ってね。…でも、まさかミスカップルの処理をさせられてたなんて。騙されたわ。」
ベンジャミンの処罰は魔界に任されることとなり、クインは悪魔と密会していたと言うことで減給、昇格差し押さえ。
しかし、この程度で済んだのはベンジャミンが庇ったからであって本来ならばクピドの力を奪われて地上堕ちとなるところです。
そして、それから二人はLBLで再会。
クインは庇ってくれたベンジャミンに今でも感謝を伝えれないでいるので、いつもタイミングを伺っているのだとか。
ベンジャミンはクインと遊んでいた時が結構楽しかったのでそれだけで良しと思っているようです。
退去するまでに感謝を伝られれば良いですね!!
以上!!
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