【神奈川】居酒屋「鳥貴族」で13人が食中毒 川崎駅前の店舗

焼き鳥店「鳥貴族」をチェーン展開する鳥貴族(大阪市)は21日、京急川崎駅前店(川崎市)を利用した客13人が、嘔吐や下痢などの食中毒症状を訴えたと発表した。
川崎市の保健所の検査で、客と従業員からノロウイルスが検出された。12人が病院で治療を受けたが、快方に向かっているという。
同店は保健所から、食品衛生法に基づき21日付で営業禁止処分を受けた。
鳥貴族や保健所によると、症状を訴えたのは13〜15日に店を訪れた20〜30代の男女で、焼き鳥や冷やしトマトなどを食べたという。
www.sponichi.co.jp

【神奈川】横須賀市で限界集落が生まれた理由「日本で最も人口減が進む都市」の実像

神奈川県横須賀市。かつて軍港とした栄えた街が、深刻な人口減に直面している。
住民の高齢化や工場の閉鎖が相次ぎ、現在の人口は約41万人。ピークだった1992年に比べ約6%減り、2013年には人口減少数が全国トップという不名誉な記録も作ってしまった。

人口減の中で浮上しているのが、空き家問題だ。横須賀市の空き家率は12.2%(2010年時点)。
2013年の全国平均が13.5%(総務省「住宅・土地統計調査」)という点から、横須賀市が他の都市に比べ特別に高いワケではないものの、虫食い的に空き家の目立つエリアが増え始めている。
横須賀市の谷戸(やと)地区。リアス式海岸のように谷が入り組む地域に開発された、横須賀特有の住宅地だ。谷戸とは本来、「行き止まりの谷」のことを指す。
明治初期に軍港関係者が入居する際に開発され、戦後は労働者住宅も整備された。海を望む山間の集落には長い階段や細い路地が入り組む。

横須賀市には全部で79の谷戸地区がある。その一つ、汐入町5丁目の稲荷谷戸地区ではおよそ5〜6軒に1軒が空き家。これは全国平均(およそ7軒に1軒)よりも高い。
住民の3割以上が65歳以上と高齢化も進んでいる。「すでに限界集落といっていい状況」。

横須賀市の鈴木智昭・都市計画課長の言葉は重い。
行き止まりの谷にある集落に空き家が増えたことで、共同体としての機能を維持することが難しくなっている。

実際に現地を訪ねてみた。高台にある住宅にたどり着くには、階段を200段以上登らなければならない。
マンションで言えば25階のフロアに自らの足で上がるイメージだ。階段横にあるスロープを使い、バイクを巧みに操る住民も多いが、高齢者にとってはそれも簡単ではない。

かつては谷戸地区ごとに商店やスーパー、銭湯まであったが、現在稲荷谷戸に残るのは酒屋が1軒のみ。
買い物宅配サービスを利用しようにも、階段が多すぎてサービスを受けられないケースもある。
買い物ができなくなることを理由に他地域へ移り住む高齢者もいる。
市はさまざまな対策を打ってきた。空き家解体費用の一部助成のほか、県立保険福祉大学の学生が空き家に入居する際に家賃を補助する事業など。
そして今春から始めたのが空き家バンクだ。稲荷谷戸にある空き家の情報を市のホームページに掲載して、売り手(借り手)と買い手(貸手)をマッチングする。谷戸地区は自然に恵まれ、眼下に海が広がるなど眺望もいい。そうした点をアピールして若い世代を呼び込もうという狙いだ。
空き家バンクの開設を待たずに谷戸地区に入居した若者もいる。作業診療士の森島肇さん(31)は今年7月、逗子市内から稲荷谷戸の空き家に引っ越してきた。
高齢者を含めたコミュニティ作りに関心のある森島さんは、自ら空き家を利用し地域に溶け込もうとする。
家賃は約10畳の1Kで月3.9万円。「谷戸は静かで涼しく、作業に集中できる。周りの方々も受け入れてくれた」(森島さん)。
先日は近隣の住民と焼き肉パーティも行った。「何かの時に頼みやすい」「自分も若返った気分」。
高齢の住民からはそんな声をかけられた。ゆくゆくは京浜急行線の駅近くに高齢者が気軽に利用できる小規模多機能施設を作りたいと考えている。

別の谷戸地区にある空き家を活用するのは、相澤謙一郎さん(38)。
サッカーJ1の横浜F・マリノスや自治体のスマートフォン向けアプリなどを手掛けるITベンチャーの経営者だ。
本社は岐阜県大垣市にあるが、今年8月から横須賀の空き家を開発拠点として利用する。
相澤さんは横須賀市の出身。「アプリ開発は場所をいとわない。横須賀が衰退していると聞いて、少しでも地元に貢献できればと思った。ベンチャーが空き家を利用すれば、産業振興にもつながる」(相澤さん)。
空き家は延べ床面積約110平方メートル、家賃は月6.9万円。事業が軌道に乗れば他のベンチャー経営者にも声をかけ、谷戸をIT企業が集結する「横須賀バレー」に変える構想を持つ。

空き家バンクは始まったばかりだが、横須賀市の鈴木課長は「問い合わせも多く、ここまで反響があるとは思わなかった」と手応えを語る。
空き家を活用して若者を呼び込み、社会的循環を作る。市は稲荷谷戸をモデル地区として、他の谷戸にも空き家バンクを広げる考えだ。

谷戸地区はその特異な地形からさまざま問題が先行して起きる「課題先進地域」。そこでどう有効な手を打てるか。
今後空き家問題に直面する他のエリアにとっても、一つの試金石になりそうだ。
toyokeizai.net

【神奈川】団地再生「住居以外で活用を」

空き家が増える団地の再生について市民と考える催しが横浜市で開かれ、参加者からは、オフィスや学習塾など、住む場所以外の目的で空き家を活用すべきだという意見が出されました。

横浜市では、築40年になる団地などの共同住宅が平成22年の時点で4万6000戸ありますが、その数は10年後に3倍に増える見通しです。
また、築40年を超える古い建物では65歳以上の世帯がおよそ40%に上り、空き家も目立つなど、団地の再生が大きな課題となっています。
このため横浜市は横浜国立大学などと共同で、団地の再生について市民などと考える催しを開いていて、2回目となる8日は市民や学生などおよそ60人が参加しました。
この中では、団地を再生させるための対策として、オフィスやカフェ、大学、それにデイケアの拠点や学習塾など、住む場所以外の目的で空き部屋を活用すべきだという意見が出されました。
また横浜国立大学大学院の研究グループは、団地の多くは山の上にあり、高齢者が多く住んでいるというデータの分析結果を紹介しました。
そのうえで「1人暮らしの高齢者がスーパーになかなか買い物に行くことができず、近くのコンビニエンスストアでカップめんを買って生活している」と郊外にある団地に住む高齢者の厳しい状況を説明しました。
横浜市などでは、市民のアイデアも参考にしながら団地の再生を支援していくことにしています。
www3.nhk.or.jp

【神奈川】電線180kg"窃盗"でナイジェリア人の2人組窃盗犯逮捕

2人組の男が電線180kgを盗んだ疑いです。

ナイジェリア人のウカブ・リウス・アニクワ容疑者(46)ら2人は22日午前4時ごろ、神奈川県横須賀市の電気工事店から約180kgの電線を盗み出した疑いが持たれています。
盗み出す際、2人は工事店の店主に気付かれ、車に電線を積んで逃走しました。
その後、8kmほど離れた路上で警察官に逮捕されました。

警察によりますと、2人は「電線は自分のものではないが盗んだものではない」と容疑を否認しています。180kgの電線は時価4万円相当だということです。
news.tv-asahi.co.jp

【神奈川】1人助かった父親、泣き崩れる…丹沢キャンプ場母子3人死亡

「なぜ、こんなことに……」。夏休みの楽しい思い出になるはずのキャンプで家族が濁流にのまれ、1人助かった父親は泣き崩れた。仲むつまじかった家族を知る人々の間に悲しみが広がった。

神奈川県山北町中川の「ウェルキャンプ西丹沢」で1日、親子4人が乗った車が川に流され母子3人が死亡した事故。同県警松田署によると、大森慎也さん(43)はやつれ、言葉がなかなか出てこない状況だったという。

亡くなった妻ルミさんの兄(46)によると、大森さんはけがをしながら救出活動に当たったが救えず、藤沢市片瀬山の自宅に戻る車の中で、泣き続けていた。家族はアウトドア派で頻繁に出掛けていたといい、兄は「誰が悪いわけでない。自然の恐ろしさか」と言葉を絞り出した。

近隣住民によると、大森さん一家は親子で犬を散歩させたり、サイクリングに出かけたりしていた。
近くの女性(77)は「休日には自宅の庭のテーブルで食事をしていた。子供たちは道で会えば『こんにちは』と元気よくあいさつしてくれるいい子たちだった」と声を落とした。

長女の舞奈さんと長男の凱風君が通っていた市立片瀬小の本橋淳校長は「深夜のニュースを見た職員からの連絡で知り、驚いている。舞奈さんは誰とでも仲良くできた。凱風君は休み時間にドッジボールで元気に遊んでいたのに」と沈痛な表情だった。
headlines.yahoo.co.jp
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2024年03月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31