2015.9.26 Sat 07:21
命日『千の風になって』

主人が亡くなって、今日で6年になりました。6年経って出た答え……



『地球上に存在した何かが、地球上から消滅する事なんてない』



忘れたくないって思っていたけど、今は違う気持ちなんです




主人は『アルコール依存症』で『DV』でした



だから、治そうと必死になって…いつの間にか『供依存』になってしまっていたみたい



亡くなる数ヶ月前の夜に『俺は後、どのくらい生きられるの?』って聞かれて、泣くのを堪える事が苦しかった



黒柳徹子が言っていた『泣くのを我慢する時は、舌を思いきり噛むと良い』って…



血が出るくらい思いきり噛んで答えた『人が後どのくらい生きられるかなんて、誰にも分からないんじゃない?私だって、明日死ぬかも知れないしね』



光は嘘をついてはいなかったでしょう?



楽しかった事もあったし、辛かった事もあった…そして悲しかった事も沢山ありました



それもこれも含めて…もう…思い出したくないんです



それでも、これほど時が経っても、忘れる事が出来ない



それはきっと、主人が地球上に存在するから……



ただ、風になって吹いていたり、土になって花を咲かせたり、雨になって川を流れているんだと思います



光は『仏教』の事は、良く分からないけど『キリスト教』の事は『聖書』で少し勉強しました



でも『人間だけが特別な存在』だとは、どうしても思えなかった(思いたく無かったのかも知れません)



神様は、居ると思うけど…全ての生き物に平等であるような気がします



人が死んだ後で魂が、どうなってしまうのか?いくら考えても分からないし、考えるのが嫌だから



今日1日の事だけを、今この瞬間だけを生きていこうと思っています


『千の風になって』

作詞:不詳 作曲:新井 満

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています

千の風に
千の風になって
あの 大きな空を
吹きわたっています

あの 大きな空を
吹きわたっています






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