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ヒプマイアニメ2期感想まとめその2

以前投稿したヒプアニ2期感想の続きで7〜13話です。
そういえば前の記事で書いてなかったので軽く触れておくと、私のヒプマイ知識はアニメ1期+ARB+シブジュクコミカ+原作ドラパの一部です。
ドラパはシブヤ中心に概ね聴いたはずで未視聴のものもありますが、どれを聴いていないのかすら忘れました。


  • <7話>

    なんやかんやだいたいみんな集まったと思ったら一般人を人質にしてバトル開始と、やっと話が動いた雰囲気ありますね。
    一二三と独歩から幻太郎の茶番に裸眼の銃兎と、サービスシーンらしきものの詰め込み方が雑で笑えました。
    私に眼鏡キャラを推す趣味はありませんが、スペアメガネ常備してる眼鏡キャラは面白いという偏見があるので銃兎のこと嫌いじゃないです(?)
    2期は一郎・理鶯・零の運転姿を拝めたところがいいですよね(寂雷は1期でも運転してたので除外)

    それにしてもアンダーグラウンドディビジョンラップバトル、やってることがほぼ脱出ゲームですね。
    まあ、三郎がゲーム慣れしてるタイプの頭の良さを発揮してるのはよかったです。
    蔦スイッチを起動するための方法にもそれぞれの性格出てる気がしました。
    「俺はここに残るからお前たちは先に行け」という典型的死亡フラグなセリフ言ってても不安感がない一郎の頼もしさと、それに付き合う空却も良かったです。
    一郎が堂々と弟たちを頼りにしている点から、うっすら2ndDRB後時間軸を感じ取れたのもよかったです。
    ていうか、敵さんは例えで言った内容を自分で否定するのを見るに、実は愉快な一面も持ち合わせてるのでは?と思えてきました。
    最初からおもしろおかしい面を見せてたシクエリと違って、今回の敵さんたちは回想含めてもおちゃらけた面は見せてないので未知数なところありますね。
    未だに名前が頭に入ってこないのと名前出さなくても支障ないのとで「敵さん」呼びしてますし……

    そして「サメだ!→シャチだ!→人間だ!」から「3対4なら勝てると思った?→水球は7人!→俺たちだって6人だ!」の会話、テンポが良すぎて流しそうになりますけど絶妙に意味不明で癖になります(?)
    今回の曲はサバイレの人が作ったらしくて、音だけ聞くとかっこいいのに映像の突っ込みどころが多すぎて集中できませんでした…。いつものことですけど
    この曲に関してはとにかく獄さんをバイクスピーカーに乗せてくれてありがとうございました
    ヒプアニならやってくれると信じてました。


  • <8話>

    ハマサカのメンツがあまりにもファンシー動物空間似合わないために絵面だけで笑えました。
    簓はスピーカーが招き猫ですしギリギリセーフに見えなくもないんですけど他は……
    というか導入が完全に脱出ゲームで、昔FLASH脱出ゲームにハマってた身としては普通に謎解きだけでもやってみたいので、ブラウザゲームとして再現する予定ありませんかねスタッフさん。
    ついでに言うと、この話の放映時期にARBにて遊園地で遊ぶストーリーイベントやってて盧笙が謎解きに固執していたため、子供向けの難易度とは言え謎解きできてよかったねという気持ちにさせられました。
    それとカード探してる銃兎の様子が家宅捜索にしか見えなくて笑えました。さすが警官。

    それにしても、細かい謎解きを全て放棄した結果巨大たぬきに乗って全てを破壊する左馬刻の姿がおもしろすぎました。
    サマトキサマおもしれー男伝説再来といいますか、これだけおもしろかったら芸人の簓に気に入られてるのも納得です(そこ?)
    そういえばその簓が左馬刻相手だと年上風吹かせるような言動多くて意外でした。
    MCD前日譚詳しく知らないのと、簓はARBでのオオサカ3人で飲んだくれてるかニコニコ賑やかしに徹してるかの印象強くて。

    他には巨大たぬき運転してる零の絵面も面白かったです。
    見た目だけでいえばヤクザの左馬刻よりもヤクザみたいなオッサンがそんなジ○ムおじさんみたいに……
    他に運転手いないので、おそらく一人で複数台動かしてると想定されるのも技術が謎すぎて凄いです。
    零はARBのイベストで萬屋やってる息子以上になんでも屋のような動きをしてる印象ありますけど、アニメでも大概では……?

    曲はレトロでノリがよくていいですね。
    オオサカはわからなくもないけど、ハマがこういうコミカルな曲やってるの新鮮でした。
    それと今回ドカンドカン爆発してくれて楽しかったです。


  • <9話>

    西遊記コスそっちのけで推し(乱数)のセーラー服と推し(帝統)の学ラン姿ありがとうというのが最大の感想でした。
    そもそも西遊記を読んだのが昔すぎて内容覚えてなくて、帝統が言った桃太郎混ざってるあらすじに一度納得しかけたのを幻太郎の説明で思い直した程度の認識なんですよね。
    でもせっかくのアニオリ仮装ネタで西遊記持ってくるセンスがすごくヒプマイらしいと思いました(?)
    せめて6人いるんだから主要キャラ6人いる作品選べばいいものを、西遊記だとメイン4人だから2人馬の中とかいう事故起きてますし。
    独歩と一二三のファンは怒っても許されると思いますよアレ……
    ここまでの感想でわかると思いますが私は独歩や一二三への関心薄いほうでして、それでもさすがに今回の扱いには引っかかりました。
    乱数くんと寂雷先生の配役は似合ってて良いと思いますけどね。
    というかむしろ乱数と寂雷の配役ありきで残りを当てはめて事故ったんじゃないかとすら思えます。

    乱数くんはARBの衣装替えでも可愛い系が多いので、男の子らしい孫悟空は新鮮でよかったです。
    と思ったらセーラー服だったりヘリウムで可愛い声出してたりしたので、やっぱり公式は乱数くんに可愛い役を背負わせるのが好きなのでは?いいぞもっとやれ
    ヘリウム声はいつもの声で撮って加工したんだろうと初見時に流してましたが、後のヒプ生での声優さんによると本当にガス吸って収録したらしいです。身体張ってますね……

    それと作り話の中のやさぐれた寂雷が昔のBL漫画にいそうな雰囲気してて無駄にツボってしまいました。
    というかこの回で寂雷先生が遊ばれた結果色んな演技してるのを聞けたので、やっぱり良い声してるなあと思わされました。
    そして帝統の学ラン姿もありがとうございます。
    スクショ撮って眺め倒したところ、髪飾りの玉が本来12個あるところ学ランの絵では10個になっていて、もしかしてアレ年齢とともに増えるシステムなの?!と謎が深まりました。
    他のスクショ確認したら引きの絵以外は個数設定に忠実だったので意図的と思われます。

    曲も良かったんですけど、一二三と独歩が途中まで馬のままラップしてるせいでやっぱり集中できませんでした。
    サビでやっと馬から解放されましたが、曲中くらい最初から出してやればよかったのに…
    というか、心なしかアニメ曲は声優の扱いというか活かし方が上手くなってるように感じました。

とりあえず、この脱出ゲームもどきな状況でモブラッパーを蹴散らす7〜9話がアンダーグラウンド(略)だったようですが、なんだったんでしょうねこの茶番…
アンダーグラウンドという名称から想定する殺伐感と程遠いのはヒプアニらしいと受け取るべきか…
治安は悪いしヤンキー漫画みたいな価値観で生きてそうなキャラも多い世界なんですけどね。
それでも忍者は私の理解を超えてました。

ということで残りは追記にて。

 

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ヒプマイアニメ2期感想まとめその1

ここの更新はかなりのお久しぶりになりますね。
というかスパスタ3巻で止まってるレベルで放置してましたね…
とりあえず、個人的なメモとしててリアタイ(つなビィ)で書き散らしてたヒプアニ2期の感想を加筆修正して置きに来ました。
といっても全部一気にまとめると長いので記事分けます。まずは1〜6話。
前提として私は乱数くん推しなのでそこに偏ると思います。
他にも好きなキャラや興味ないキャラ等色々いますが内容で察してください(?)

  • <1話>

    詰め込まれすぎて何もわかりませんでしたが、OPも本編もなんとかして全員出そうという努力は伝わったというのが感想です。
    三郎に荷物渡す理鶯や立てこもりに居合わせる寂雷などは全員出したい脚本の都合だろうなと納得できましたが、勝手にブクログッズ作って配ったり売ったりしてる乱数くんは終始意味不明でした。かわいいからいいんですけど。

    ブクロ3人でドア蹴破ったり1期2話のあの強盗を再登場させたりしてるのは、当時ウケてたといえども擦るの?って疑問もありました。
    でもネットの反応見てると掴みとして成功してそうな印象も受けたので、まあよかったんだと思います。
    それと強盗が大量のマイクひけらかすのに何の意味があるのかずっと疑問でしたが、よく見るとマイクに合わせてスピーカーも大量に出てて、音量が大きいぶんダメージも増加する理屈のつもりだったのかもと思いました。いやわかりませんけど
    というか一郎と強盗の「俺たちは要求通り来たから人質は開放しろ!」「くぅ〜カッコイイねえ!」のやりとり、一郎かっこいいよね強盗わかってるじゃん…と思ってしまいました(絶対に何かが違う)

    劇中ラップは作画良くて好きです。
    ブクロは正統派な曲調合いますし、結果的にはアニメ曲の中で一番ディスりが強い曲でしたね…
    EDは絵柄ちょっと違うのとEW02だったのが新鮮だったのに加えて、ケツメイシ提供に驚きました。


  • <2話>

    1話とは違う意味で何を見せられてるんだ…?という感情になりました。
    ヤクザの元に堂々乗り込んで荒らす一般人も大概ですが、中華街荒らすチンピラの絵面が世紀末すぎてヒプマイ世界怖い。
    逆に対応に追われる舎弟たちが微笑ましく見えてくる不思議。
    別の作品から出張してきたような世界観の面白おじさんを延々見せつけられ、様子のおかしい左馬刻に焦る銃兎と動じない理鶯という入れ替わりイベストで見たような構図を見せつけられ、本当になんだったんでしょうね…
    というか壊された自販機にタバコ吸うなって書かれてたり、左馬刻のあの明らかに危ない様子だったりで、もしかして遠回しに禁煙推奨する話だったんじゃないかとすら思えてきます。
    それにしても、この回からヒプアニ2期におけるサマトキサマおもしれー男伝説が始まったような気がします(?)

    今回の劇中ラップは音だけ聞くとオルタナロック風でカッコいいのに、映像がシュール過ぎて集中できませんでした。
    この曲も踏まえると任侠映画でよく見る仁義を切るやつってちょっとラップっぽいよね!がやりたかったんでしょうけど…
    EDは内容とキャラ合わせてくれるのいいですね。


  • <3話>

    前回ハマvs一郎乱数寂雷みたいな構図で終わったのでバトル始めないか少し心配だったんですけど、むしろ共同戦線の提案でした。
    ご丁寧に今までのおさらいしてくれる親切さと原作に存在しない昔馴染を既に知ってるかのようなノリで話す不親切さが合わさって、絶妙に混乱します…
    お化け怖がる乱数くんが可愛い。

    そしてナゴヤ回。
    ナゴヤ3人とも描くの難しいデザインだからか作画安定してなかった印象。
    ラップシーンだけは綺麗でしたが、相変わらずツッコミどころの多い映像演出のせいで集中できませんでした。
    本編ではニコニコと団子食べる空却が可愛くて好き。
    十四はアニメで見ると見た目のガタイの良さと地声の可愛さがチグハグで混乱します……笑
    アマンダが鳴く(?)というのはアニメで初めて知った事実ですけど、なんか可愛いですね。
    獄さんの例の構文をアニメで観たら絶対面白いと思ってて、実際に面白かったのでそこも満足です。

    ナゴヤ以外だと、お団子を譲り合うブクロ3兄弟のシーン好き。
    そしてストロベリーという二文字しか合ってない上に一般的な単語からベリアルを特定した三郎の調査能力すごくて笑えました。
    萬屋としての調査仕事中に依頼人が出した情報が根本的に間違っているという事態を経験したんだろうかと思いを巡らせてしまいます。
    昔聞いた曲を探してくれませんかみたいな質問をネットで見るだけでも質問者の記憶が当てにならないのはザラなので…
    そういう私自身もEPの一郎ソロがエミネムのサンプリングと知った際、昔聞いたエミネムの曲のイントロ好きだったことを思い出して探してみたけど見つからなかったことがあります。
    サンプリング元の「Lose Yourself」が一番それらしかったので、あの曲が別の曲と脳内で混ざって存在しない曲の記憶が生まれた可能性が高いと思ってます。


残りは追記にて。
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SHAMAN KING THE SUPER STAR2巻・3巻感想

スパスタの感想記事どこまで書いてたか見返したら1巻で止まってましたね…
ということで今更ですが続き。
ちょっと3巻の内容が桜井さんの回想、つまり戦時中の話メインで、そういうの得意じゃないので2巻とまとめておきます。


1巻ではサクライの遺恨のために青梅邸に探りを入れてたアルミがデカい戦艦をO.S.した青梅の爺さんに襲われるところで終了。
ということで序盤はひたすらアルミちゃんと青梅の爺さんのやり合い。
アルミちゃんはそこそこ強いイメージ持ってたので、モリソン守りながらという状況踏まえても予想以上に苦戦しててこの爺さん強すぎません…?ってなりました。
爺さんの力は戦艦の力ですし、武井さんの中で軍事力>>>シャーマンの力、という図式でもあるんでしょうか。
マンキン無印でも終盤は術者直接攻撃だの銃殺だのありましたし。

それでアルミの巫力も尽きかけてピンチになったところで花くん(※ゴースト)登場。
なんか知らないうちに強くて頼もしくなってますね。
生きてるのに魂が息してなかったら死んでるのと同じ、魂さえしっかりしてれば殺されても絶対死なねえとご高説を垂れていますが、むしろフラワーズで冷めたことばかり言ってつまらなさそうに生きてたのはどこのどいつですかね…
いや、アレはアレで事情はありますけど、元がしっかりしたキャラだっていうならそういうところをもっと早く見せてほしかった気持ちもありまして。
まあそれで花のゴーストと憑依合体したアルミが真空仏陀切りで爺さんを打ち破って一旦終わり。
しれっと花くん死んでるあたりからフラワーズの続きであることがわかったのはよかったかもしれません。
今までどういう時間軸想定すればいいのか謎すぎたので。

しかし爺さんの金庫の中身を手に入れるという目的は達成されていないのと自身の力不足を悔やんだのとで、アルミちゃんは深夜ひとりでリベンジを決行するも蛇島警部に邪魔されます。
なんか蛇島がいきなり化け物に変身してびっくりしました。
マンキンってそういう世界観だっけ…?ってなってしまって。
どうやらあの化け物はパッチ滅ぼしたやつで、ヤービス側の存在のようですね。
ヤービスが関わると私が思ってたマンキン世界と違う概念出てくるからややこしくて困ります…
その化け物はアルミちゃんの心配してやってきたモリソン襲ってて…私は暴力描写の中で目を傷つけるものが特に苦手でして……

そしで蛇島が先に金庫開けるんですが、中から大量の怨霊が出てきてホラーじみたことになります。
そういえばマンキンって霊能力者の話なのに意外とホラー系の描写少ないからかある意味新鮮でした。
蛇島が怨霊に襲われてる間に金庫を覗いたアルミちゃんが見つけたのは、いかにも戦争に関わってそうなピストルとファイル。
これを前にアルミちゃんはどう対処するのかと思えば「憑依合体 恐山アンナ」…?ということで終わり。

3巻の感想は追記にて。
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SHAMAN KING レッドクリムゾン4巻感想

3巻の感想記事で後日とか言っておいて2ヶ月以上放置してしまいましたが、マルコスの単行本も出たことですしそろそろ書いてみます。


潤姉さんと紅紅の最終決戦が始まる一方、紅紅が道家を恨む理由を局長から聞かされて永紅に詰め寄るホロホロから始まります。
この理由というのが、蓮はキョンシー使って何も悪いことしてない紅紅たちの母を傷つけて昏睡状態にしたという話なんですが、ホロホロは嘘だと一蹴。
蓮はそんなやつじゃないってのを根拠にしてて、もう、貴方どれだけ蓮のこと信用してるんですか…
まあ蓮は丸くなっていいやつになったからあの話に違和感はありましたけど、ホロホロは蓮に買収でもされてるの?ってレベルですよ。と思ったら金集って小切手頂いてたし買収されてますね…(そういう問題じゃない)
局長さんがこの構図を「嘘つき永紅」vs.「バカ正直あんちゃん」って形容してたのが面白かったです。

それで詰め寄られた永紅は精神攻撃でホロホロの動揺を誘って、まさかのダムコロロ登場。

まさかのダムコロロ登場。(大事なことなので)

いくらなんでも道家のスピンオフでダムコロロ見ることになるとは思いませんでした。
もうホロホロ好きとしてはこのエピソード読めただけでレックリ買った価値あるんじゃないかなってくらい、こんな、このエピソード読めるなんて…(感激しすぎて文章にならない)
ホロホロにダム子使った精神攻撃しかけて云々とかそんなの私が今まで何十回妄想したと思ってるんですか…

最初に読んだとき私自身が盛大に動揺したのでアレですが、ダム子に実体があるように感じて動揺してるホロホロが「ダム子のすげーいいニオイ」とか考えてるの女性に縁がない男性(婉曲表現)らしくて良い味出てますね。笑
涙目のダム子に責められたホロホロがどうするのかとワクワクしてたら、オレの心の弱さがお前を悲しい顔にさせてるから次は笑顔で会えるように頑張るよってすごく前向きに乗り越えてて、最高でした。
ダム子の最後の微笑みも美しくて最高でした。
レックリのホロホロは本当に理想のホロホロ。

そんなこんなで永紅に感覚操作能力あるのがわかって一触即発かってところで逃げられてこの場は終了。
「“あんちゃん”じゃねぇ オレの名は碓氷ホロケウってんだ」と自ら本名を名乗ることで「ホロホロ」と名乗ってた1話と対比して成長を感じさせる流れも完璧すぎました。
ありがとうジェット草村さんありがとう武井さん……


ここまで書いて私としてはやりきった感も出てきましたが、場面は潤さんと紅紅の戦いに移ります。
潤さんはこの戦いで最高のパワー出せる代わりに白竜のキョンシーの体が壊れるお札使ってたので体が崩れてなくなってしまうんですが、消える直前にお互いの体の温もりに言及してて、相変わらず見せつけてくれますね…

とはいえキョンシーの体なくなったらもう戦えないのでどうなるのかと思えば、まさかのグーパン。
ここでの殴り合いながら口論してるところ、むき出しの感情のぶつかり合いって雰囲気でとても好きです。
こういうのは多分武井さん本人には描けないからジェット草村氏が描いてくれて良かった。
武井さんが戦いを通したむき出しの感情のぶつかり合いを描いたらおそらくチョコラブとゴーレムとかプラントでの葉とシルバみたいなのになって、こうはならなかったと思うんですよ。

まあ口喧嘩なんかで収まるようことでもないので、今度はお互いの持霊呼んで憑依合体での殴り合いになります。
マンキン読んでて憑依合体がこんなにアツく感じたのは久しぶりでした。
殴り合いから完全に殺し合いって雰囲気に発展してて、鬼気迫る表情が素晴らしい。
そして結果的に二人ともボロボロになって倒れたんですが、このときの潤さんと白竜の心の会話が「オレは久々の痛みがお前と同じ痛みで嬉しいと思っている」「私達本当にひとつになれたのよね」ってのがもう…
これまで散々デキてる空気漂わせておいてさらにすごいこと言いますか…本当この二人すごい……

このとき潤さんと紅紅は一度死んだらしく(死にかけかも)、この世とあの世の間みたいな謎空間に飛ばされたもののそれぞれの持霊に呼び戻されて無事蘇生。
死んだと自覚したら吹っ切れたのかこのときの会話の雰囲気が存外穏やかで、色々落ち着いてこの二人が現世でもこんなふうに話せる日が来るといいなって思いました。
そこそこ気が合いそうな気がするんですよ。


一方で爺さんが四凶を解放したのをきっかけにF.O.M.まで一時休戦することに。
そして紅紅はやっと母親の件の真実(蓮にやられたわけではなく永紅の感覚操作で眠ってるだけ)を知さられると同時に永紅の思惑やら刑天の気持ちも知ったので、今後は道家への憎しみとは別の強さを身に着けていくんでしょうかね。

なんやかんやで黽はメイデンのためにF.O.M.参加する決意を固め、潤姉さんは白竜を失ったけど四凶を手に入れたりと、これからに向けてそれぞれ動いてるよってことで終わり。
ホロホロがアフリカでオパチョに会ったって話めちゃくちゃ気になります…
オパチョがどう育ってるか未知数すぎる上にホロホロとの会話とかうまいこと想像できなくて。
白竜は殺し合いのあと潤姉さんが目を覚ましたらいなくなってたとのことで成仏したかどうかも謎ですが、散々見せつけてくれたお似合いカップルだったので寂しいものがありますね。
見開き回想見てて白竜カッコよかったな、と改めて思います。
でも「帰ってきちゃったら大変」なんでしょうね。
ほんのり苦いけど未来へ進んでいく終わり方で読後感はスッキリしました。



総括するとホロホロ好きはレックリ読んで損はないと思います(ホロホロ好きの戯言)
カッコいいし良いやつだしダム子のトラウマ乗り越えるエピソード付きとかてんこ盛りすぎて有難うございます。
蓮や白竜もカッコいいし潤姉さんも可愛いし紅紅もいいキャラですけどね。

SHAMAN KING レッドクリムゾン3巻感想

連続になりますが勢いで3巻感想も書いたので投稿します。
4巻のは時間と気力厳しいので後日書きます。


潤さんやホロホロ達と東一族が相対してバトル勃発かと思いきや、満を持して蓮ぼっちゃまのご登場から始まり、蓮と大紅が互いに牽制し合って向こうが一旦退くといった結果に。
そういえばホロホロはここで始めてF.O.M.のこと知るんですね。
というか蓮はしれっとS.O.T.使ってるのにホロホロがS.O.R.使ってないのはコロロの為なのでしょうか…

そのホロホロはなんと蓮に殴りかかる。そして蹴り上げられる。
ホロホロは序盤から蓮に対して思うことありそうで、会ったとき何言うのか気になってましたがまさかの拳でした。
でもあのホロホロがあの蓮を一発殴るってすごくないですか?
S.F.時の二人からは全く想像つかなくて、こんなところで成長感じられるとは思いもよりませんでした。
蓮からすればホロホロの存在が謎のはずなのに、興味ないと言いつつも金借りに来たんだろうと勝手に察して小切手放り投げる手際の良さがいいですね。
なんだかんだこいつら仲良いな…
仲いいといったら、私が思う以上にホロホロが蓮を全面的に信頼してるのが言動に出てて大変素晴らしきかな。
特に、道家と東一族の争いに首突っ込みながら「オメーは鬼なんか生まねえ」と本人に断言できるの最高ですね。
ていうかレックリのホロホロがいいやつすぎて、このスピンオフで一番得してるのホロホロファンでは?と思えてきました。
私がホロホロ好きでレックリのホロホロに満足してるからそう思うだけでしょうか。
蓮や潤さんは話の中心だけど、わりとしんどい描写も多いので…

しんどいと言えば、メイデン様が殺された後に錯乱した黽を宥める蓮の回想は見ててつらかった。
でもそこで明かされたメイデン様が髪短くなってた理由が優しくて、聖母だったんだなあと切なくなりました。
そういえば結婚報告時の回想では髪長かったな、なんて思ったり。

蓮と潤さんが謝罪合戦始めそうな流れになったときに、ありがとうの言い合いを提案した潤さんはいいお姉さん。
蓮と潤さんもお互い想い合ってていい姉弟ですね。
そしてやっぱり馬に乗るぼっちゃま。
大企業の取締役の基本の移動手段が馬ってなんか笑えますね。
ぼっちゃまだから馬に跨る姿も超絶カッコよくキマってますけどね。

場面変わって紅紅ですが、刑天の絵本出されて照れる姿が可愛かったです。
正直1話の時点で男の子だと思ってたのと、作中で憎しみに満ちた表情見せてばかりだったのとで今までこの子可愛いって思ったことほぼなかったんですよ。
でもこういう普通の女の子らしい表情見せると可愛いなって素直に思いました。
そして顔の傷は刑天を持霊にする過程でついたものなんですね。
「何回でも立ち上がってやる!!」のコマが気迫に満ちてていいです。
なんやかんや紅紅と刑天もいいコンビですね。

潤さんが改めて戦いに行く直前、カプセル越しに白竜と手を重ねたシーンがとても好き。
もはや少女漫画にしか見えないほどのロマンチックさ(褒めてる)
白竜は元々カッコいいけど、レックリの白竜は性格のイケメンっぷりも全面に出てて更にカッコいい。

そんで二人がやりあってるときにその様子を見るもの同士(?)局長とホロホロが合流。
局長さんどんどんいいキャラになっていってません?
いつの間にか潤さんのこと「ヒヨコちゃん」呼びで定着してるのがじわじわくる。
そこでホロホロは紅紅側にも事情あるのを知るんだが、もう完全に一連の争いの当事者になってますねこの人。
そして更にやってきた永紅の足止めたところで終わり。


とりあえずこの巻は「この話のホロホロや潤姉さんと蓮が会ったらどんな会話するのかな」という期待の応えとして満足でした。
蓮と潤姉さんはお互い大切にしてるのがよくわかったし、ホロホロが蓮を信頼しすぎてるのもわかってよかった。
仲良いねみんな……
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PROFILE
華蓮さんのプロフィール
性 別 女性
地 域 沖縄県
職 業 夢追人