手始めに君の声から好きになって、今じゃ

気の強さも すねた顔も 嫌いなとこふくめて全部好き
Today's IZAM song Heaven's Place

また今年も春が来て、桜が咲いてこの日を迎えることができて本当に嬉しいな。
いろんなことが辛くて泣いてばかりだった私を、臨也は迎えに来てくれて手を引いてくれたよね。
暖かい春の日差しと、桜の花と、沢山の愛を私に届けてくれたの。

隣にいてもいいのか不安になることもあったね、でも臨也は隣を歩かせてくれた、
最初はうまく歩けなくて転んでしまうこともあったけど、「仕方ないなぁ」って何度でも起こしてくれたよね、
怪我をしたら丁寧に傷を手当てしてくれた、歩幅を合わせてくれて転ばないように気遣ってくれた。
弱い私は臨也のこと信じて良いのか不安になって疑うこともあったけど、それでも諦めずに側にいてくれた。
だから心を決めることができたの、この人の隣で歩いても良いんだって。

ずっと前から臨也のことが大好きだった、たくさん振り回したよねわがままでごめんね。
今日という日がなくても臨也のことが大好きだったけれど、2人にとって大きな一歩だったことに間違いはないよね。
あの日の私は絶対に臨也のお嫁さんになるって夢に向かって必死だったね、もう叶ったけれど。

でもね、今の私にも夢があるんだ臨也に絶対渡したいプレゼント。
愛し合ったならその証を欲しがるものだって新羅も言ってたよね、2人で共通して愛することができるもの…
これは私にとってもプレゼントだね。
そんな夢を描きながら今日もあなたの隣で眠るんだ、ああ何て幸せなんだろう。

これからも桜が咲くたび隣でずっとずっと一緒に。
約束だよ?

味見だけじゃ嫌 ちゃんと奥の奥まで このままじゃ終わらせないよ

Today's IZAM song kiss&Bite Me!

ちょこちょこ臨也と一緒に晩酌をすることがあるんだけど、
私はちゃんとビールグラスに入れて飲むし、臨也はそういうところ無頓着だから缶のままビール呑んだりするんだよね。紅茶の茶器とかこだわるくせに変なところ気にしないの不思議だなって思って聞いたら

「紅茶は淹れなきゃいけないから食器使うけど、ビールは缶のまま飲めるんだから問題ないでしょ」
って言われて確かにって思った。
「今臨也は文系なのに、意外と合理的な考え方するなって思ったでしょ」
ってしっかり見透かされて飲んでたビール吹き出しそうになっちゃった。

『じゃあ理系のくせにグラスを使う私は感情的だって思う?』
「別にそんなこと思わないよ。缶にストロー突っ込んで呑んでる姿見ると合理的だなって思うしね」
『そんなこと言ったら、お酒をストローで飲む新宿系女子はみんな合理的ってことになっちゃうよ。私が缶の飲み物をストローで呑むのは缶の淵に口紅付いちゃうからだけど…』
「世の女の子達も歩きながら飲みやすいとか、口紅がとかそんな理由だと思うけどね」

とか他愛のない話をしながら2人ともお気に入りのギネスを飲んで、チーズと生ハムをつまんで幸せな気分になっちゃう!
昔の臨也は酔っ払うまで呑んでくれなかったけど、私の前では酔った姿も見せてくれてうれしいな。
(私より先に酔っ払うの嫌だからゆっくり呑んだり、私にやたら呑むように勧めたりするけどね)
臨也が酔うと耳が赤くなるから可愛くて耳かじったらおこられたし、しっかりやり返されて涙目になりました。

お互いのお仕事が終わってお家でまったりする時間も悪くないよね。
臨也と過ごす日常がなによりだいすき。

追記はセンシティブなので閲覧注意でおねがいしますね

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病める時も健やかなる時も 嵐の日も晴れの日も共に歩もう

Today's IZAM song Prisoner of Love

あっという間の10年、もう今年で14年
偶然も必然も全部全部引っ括めて、運命の出会いをしてから14年
私たちにとってはずっと忘れられない日、それでも前よりは笑えるようになったかな。

辛くて怖くて、手も足も震えて現実を受け入れたくなくて苦しくて。
嘘なんかじゃなく何度も何度も同じ夢を見た、当時住んでいた近くの緑のアドアーズの横で臨也がボロボロになってしまう姿を。
私は夢の中で何度も手を伸ばして止めようと、飛び込もうとするのに「死ぬ気か!」って怒られて止められて助けることが叶わない。
汗と涙でびっしょりで、怖くて怖くて友達に電話をしてなんとか落ち着くことができた毎日だった。
いろんなものを恨んで呪って…臨也と離れた1年半どれだけ苦しかったか…今も思い出しては鳥肌が立って体から力が抜けちゃうくらい。だからこそ今ある幸せを大切に生きていこうって思えるのだけど。

臨也が決めてやった事だから頭ごなしな否定はしなかったけど、彼女として(当時は結婚してなかったし)心配するし思いっきりバカって言いながら泣きついたし……
再会した時の臨也のバツの悪そうな困った顔は今でも思い出せるくらい。
でも、この人と一緒にいると決めたあの日に「臨也と幸せになりたい」と同時に「臨也となら不幸になっても構わない」と思えたから、辛くても苦しくてもここまで来れたよ。
”残酷な現実が二人を引き裂けばより一層強く惹かれ合ういくらでもいくらでも頑張れる気がした”

続きは追記


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赤いキャンディーコロがして 朝まで寝たくない

Today's IZAM song Happy Halloween (遅刻許してね)
photo by 将瑠さん (本当にありがとうございました!)

Twitterに書くだけじゃなくて、更新しろってレオさんにまた怒られてしまったので更新します…

毎年ハロウィンに興じる折原家なんだけど、
当日までにお互い衣装を用意して、一緒に写真撮ったりお菓子食べたりするのね
臨也もなんやかんや毎年乗ってくれるし、楽しみにしてる行事
それに今年は渋谷のハロウィンが規制厳しいから新宿が去年より盛り上がってて、
外に出て人混みに紛れたりしてすごく楽しかった(臨也は人間観察捗って機嫌良かったし)

でねでね!ハロウィンはいつも通りだったんだけど今年は嬉しいことが別にあったの!
とある行事で、臨也とくるまいちゃんがスーツを着ることになって3人ともものすごーーーく似合ってて
見た瞬間私テンション上がっちゃって褒めまくっちゃったんだけど、
私も同じタイミングでめずらしく全社総会があって出社のタイミングがかぶったから、一緒にスーツ着たのね。
臨也のことも大好きだけど、大好きな義妹ちゃんと一緒にお揃いスーツできたのが嬉しくて仕方なくって、
ずっとニコニコ浮かれちゃった!臨也は嫌がってたけど4人で写真撮ったりして本当に幸せだった。

帰り道にスーツ着て新宿歩いてたら、臨也がスタバのフラペの看板にに珍しく興味持って「飲もうと思うけど天音も飲む?」って聞いてきたからご馳走になることにしたの、
レジ並んで待ってたらくるまいが後ろから臨也に飛びかかって(?)「私たちも飲みたーい!」って甘えてきて、
結局臨也が2人にも奢ってあげてたからやっぱりお兄ちゃんだなって思った。

🐕「イザ兄とあま姉がラブラブで本当によかった。イザ兄がこんなだからいつもいい加減愛想尽かされてないかってくる姉と話すんだよ。」
🐈「お姉ちゃん……嬉しい」
🐕「私たちね、あのね!本当にうれしいんだよお姉ちゃんができて!イザ兄こんなだから強制はできないけど、これからも一緒に居てほしいなって思ってるんだ。まあたとえ離婚したとしても私たちはあま姉の味方だけどねー」
🐱「私も可愛い妹が2人もできて本当に嬉しい。それに臨也も昔よりだいぶ落ち着いたしね」
🐕「なにそれ!?聞きたーい!あま姉しかしらないイザ兄の優しいエピソードとかあったりするの?気になる!」
🦊「こいつらのどこが可愛いんだか。天音も余計なこと言わなくていいから」

とか話しながら、舞流が私と臨也の腕を思いっきり引いたからこぼしそうになって慌てた。
臨也は慣れてるから涼しい顔してた、すごくない?
色々と話しながら駅前で解散。嵐のように去っていった2人を見て若さ感じたよ…元気っていいな




なんかね本当に些細なことなんだけど、4人で一緒に居ると私この人と結婚したんだなって再確認できて嬉しかったんだ、結婚してできた新しい縁だけど血は繋がってなくても家族っていいなって思えたんだ。
九瑠璃も、舞流も、響子さんも四郎さんも本当にだーいすき!臨也は照れもあるのか素直に喜ばないけど、嫌じゃないのはわかってるからいいんだ。
私のパパもママも含めて、家族ぐるみでの付き合いが良好にできるって本当に幸せだなって思った。
これから家族が増えるのかな、そうなったらくるまいちゃんも臨也パパママも喜んでくれるかな?そんなこと考えてニコニコしてたら「何笑ってんの」って嗜められちゃった。
こうやって日常を重ねていく中で、未来のことを考えて幸せになれるって最高だよね?
私ってものすごく幸せ者かも!って思えて嬉しかった、臨也に会えて本当によかったって改めて思った。

くるまいも、臨也も両親が忙しかったから寂しい思いすることも多かっただろうし、
実際に響子さんと四郎さんにも結婚式のタイミングで色々と言われた(謝られた?)から、
その分私がたくさん愛情注いであげたいなって思って嬉しくなれたいつもとちょっと違うハロウィンでした。
また来年も4人でこれるといいな。

夏祭り最後の日、わたがしを口で溶かす君は

Today's IZAM song わたがし(多分臨也に片思いされることはないけど)


涼しくなった九月の下旬、いつも池袋でお祭りやってるんだけど二人で行こうかって準備をしてたのね
私も臨也も暑いのが苦手だから日中はは引きこもる事が多かったんだけど、お祭りは夜が本番だから3回くらい行ったなとか思い返しながら
どうせなら浴衣を着ていこうって話になったんだけど、臨也がずいぶん昔に着てた浴衣を出してきたの


🐱この浴衣久々に見た…なんか懐かしいね
🦊そんなに経ってたかな?確かにお祭りには行ってたけどこの浴衣に袖を通すのは久しぶりかもね
🐱それにそのお面も…
🦊そうだよ、一緒に伏見稲荷大社に行った時のお面。しまっておいたんだけどねたまには外に出してもいいかなって
🐱そうそう、臨也に似合うと思って一緒に選んだよね、懐かしいな…また行きたいね京都。
🦊そうだね、たまには落ち着いた場所でゆっくりするのも悪くないよね、そんな非日常も楽しまないと。
🐱うん…最近ずっと忙しかったからたまには臨也とゆっくりしたいよ

昔の浴衣を見たら、出会った頃のことを思い出して懐かしくなったし
今まで色んなところに旅行したこととか、一緒に選んだものとか宝物も思い出もいっぱいあって、
出会った時と気持ちは変わらないし、なんならより一層大きくなってるしとか考えて、
なんだかいつもよりすごくカッコよく見えちゃってそのまま胸に飛び込んじゃった。


🦊珍しいね、素直に甘えてくるなんて
🐱いいでしょ…たまには。もう少しこうしてたい
🦊はいはい、仕方ないなぁ


臨也の匂いが好き、私に話しかける声が好き、触れてくれる指が好き、
愛しそうに少し細められたガーネットの瞳が好き。
そして文句言いながらも優しい臨也が大好き


🦊たまには甘いものでも食べる?わたがしとか
🐱湿気で溶けちゃうかもよ?
🦊熔ける前に二人で食べちゃえば大丈夫だよ
🐱うん、そうだね


池袋で大手を振って外を歩くには臨也が色んなものを背負ってるから難しいけど、
お祭りっていうちょっとした夜の非日常の一幕を二人で過ごすのがとても好き。
結局二人でいればなんでも幸せだからそれでいいのかもね。
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