眠れない 夜

眠れない夜は


あのひとのこと


思い出す


なにもいわずに 去った人


なにかあったんだろう


私以外のことで


あんなに仲がよかったふたりだったから


あなたを悪く 思えない


かわいそうな あのひと


何が あったの・・・・・夢でいいから


私に会いにきて


私に会いに来てほしい




バス停留所

バス停に行くと、いろんな人間模様がある

大体、私は一番先に列に並ぶ

歩いて来る人を眺めていると、バス停が目的か

ただ通り過ぎるだけか、事前に分かるようになった

これといって特徴はないのだが、分かるのである

女の人は割合ずうずうしい

後から来て、平然と真っ先に乗ったりするが

男性でそんなことをするのは見たことがない

大体バスは遅れてくる

段々と、電線に止まったスズメのように一定方向を見つめることになる


夜中・-早朝 おかまいなしの飼い猫

猫を飼っていると驚くことがある


頑固だと言うこと

身軽さも手伝い、爪に頼って、自分がおもうことはーどうしてもやり遂げる

一日が終わって、ご飯の鉢にご飯が残っていたらフードは補充しない

残っていなくても一日の終わりなので、その日は終わりだ

にもかかわらず、お腹が空けば、容赦なく深夜でも未明でも鳴いて、餌を要求する

目的を達成するまで鳴きは辞めようとしない

しつこく、私が起き出すまで鳴いている

爪によって、自由意志を保っている

飼い主であろうと自由に触らせはしない


己の自由を守っているのだ

しかし、愛すべき生き物であることはかわらないのだ



前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2017年08月 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
アーカイブ