Wol「これから筋力トレーニングを行う!」
フリオ「今日のリーダーやけに気合が入ってるな……」
ニオ「鍛練を怠るとすぐにやられると説教の次はこれだもんなぁ」
カイン「バッツとラグナがさぼったせいだからな?」
バッツ「おれはこれ以上筋肉つけなくても戦えるっつうの!」
ラグナ「俺だってマシンガン持つのに筋肉は必要な〜い!」
スコール「あんた達は細身過ぎるだろ……」
ジタン「スコールって脱いだら意外と凄いよなぁ。セシルも腕とか、がっしりしてるし」
セシル「ジタンはまだまだこれからだろう?僕としてはジェクトさんが羨ましいよ」
ジェクト「そうかぁ?」
フリオ「確かにジェクトは凄いよな。その年齢で全く筋肉が衰える事がないんだから」
ニオ「ねぇ、それだけの筋肉を保つ秘訣とかあるの?」
ジェクト「教えてやってもいいが、かなり大変だぜ?(ニヤリ)」
バッツ「じゃあやめとこうぜ!な?」
ラグナ「そうそう!肉体派で戦う奴が鍛えてりゃ俺らまで筋肉つける必要ないだろ?」
カイン「まぁ確かに無理に筋力を上げるのはかえって痛めるしな」
スコール(上手く言い逃れたな)
Wol「仕方ないな。では用意したトレーニングマシンを片付けるか」
ジタン「えっまさかまたコスモスに頼んで召喚させたのか?」
フリオ(うちのリーダーってぶれないけどちょっとズレてるよな……)
ジェクトの水泳選手型な筋肉(特に腰の辺り)をガン見したい
節分をすっかり忘れていました。
今更ながら小噺です。
「退屈だな」
妖魔が嘆くように呟く。
私は鬱陶しさに眉を寄せた。
「だからとて私にまとわりつくな」
余程暇なのか暗闇の雲はこうして触手を伸ばし私へちょっかいを出してくるのだ。私はこの妖魔を気に掛ける程時間を持て余している訳ではないのだが。
「ファファファ、わしの悪戯位で目くじらを立てていては策士など名乗れぬぞ?」
聞き捨てならない台詞に私はつい反応してしまった。
「用があるなら早く言え」
「用などないわ。面白い物を見付けたからお主と遊ぼうかとな」
つくづく気紛れな妖魔だ。暗闇の雲は相変わらず優雅に空中へ浮遊している。艶やかな女の姿をしているがその思考は私にも計り知れない。
「意味が分からん」
「つまらぬ男よのぉ。折角の節分の豆が勿体ないだろう?」
「では私にそれをどうしろと?」
何とも上手く話に乗せられている気がするがまぁいい。こやつなら闇のクリスタルについて聞き出せる可能性がある。私が豆を投げる役、妖魔が鬼役になり、奇妙なる遊戯が始まった。
ところが暗闇の雲は中々私の豆に当たらない。躍起になって檻の罠を張っても見事にかわされる有り様だ。
「ふふふ。ただのふざけとてわしは手加減などせぬぞ?」
「ふん。ならば私も容赦なくやるだけだ!」
柄になく我を忘れて必死になるが暗闇の雲にのうのうと逃げられてしまった。
月の渓谷に残された私は結局良くも豆だらけにしてくれたとゴルベーザの説教を受ける。
覚えていろ、あの妖魔め。
012カオスサイドのクリスマス
ガーランド「今日はクリスマスだ。さぁ貴様等、リア充爆撃を始めようぞ!」
皇帝「私ならいつでもフレアをうち飛ばせるぞ!」
ティーダ「うわ〜変な方向で盛り上がってるッスー」
暗闇の雲「ふん、下らん。リア充とやらを無にした所で世界が闇に帰す訳でもあるまい」
クジャ「悪いけど今回だけは僕は君達に同意するよ。こんなに美しい僕を差し置いてクリスマスを祝うなんて許せないからねぇ」
ゴルベーザ「いいですとも!」
アルティミシア「私の魔力をお見舞いするにはいい機会だわ」
エクスデス「破壊者たる者、リア充は破壊すべきであろう!」
ケフカ「ボクちんもやっちゃいますよ〜♪クリスマスなんて台無しにしてやりましょうよー!」
クラウド「ティナ、無理してこいつらに付き合う事はないぞ」
ティナ「うっ、うん」
セフィロス「ほぉ、早速ここにリア充の雰囲気を醸し出してるのがいるぞ」
クラウド「ちっ、違う!」
一同「「問答無用!」」
クラウド「くっ!逃げるしかない!」
この連中を本気で敵に回すと怖い
012コスモスサイド含めたクリスマスパーティー
Wol「世間一般ではクリスマスという事で我等もクリスマスパーティーをするぞ!」
ライト「そんなの誰が決めたんだ」
フリオ「それがコスモスなんだよ」
ヴァン「へ〜、神様でも粋な事するなー」
ニオ「まぁ事前通達はされていたけどね。プレゼントを用意しとけって」
ラグナ「俺は準備ばっちりだぜ!」
セシル「それで、この持ち寄ったプレゼントをどうするんだい?」
ティファ「それが、皆で円陣組んで、何周か隣の人に渡すってのを繰り返すゲームをしなさい、って」
バッツ「要するにプレゼント交換ってやつか!面白そうだぜ!ほら!カイン!もっと楽しく盛り上がっていこうぜ」
カイン「俺に振るなスコールにでも振れ」
スコール「何で俺なんだ」
ジタン「ほらほら喧嘩しない!どのプレゼントが誰に渡るか気になるよな」
ユウナ「うん!」
ジェクト「そんじゃいっちょ始めようぜ!」
Wol「これはサンタクロースの帽子か?ふむ、被ってみるか」
ジェクト「ああそれはオレからだ、似合ってるじゃねぇかククッ。オレはチョコボのぬいぐるみだ」
フリオ「それきっとバッツからだぞ。ジェクトには似合わないな…って、ちょっと背伸びパンツだと…?」
ティファ「ちょっとフリオ鼻血出てるわよ!本当はライトかユウナ用だったのに……って、私はセクシーコロン?」
ジタン「あっそれ俺からだからな!俺は……誰だよバナナ入れたの!」
ヴァン「いや非常食にいいかなって。オレなんかポーションだぜ?」
ニオ「ボクなりに考えたつもりだけど?嫌なら僕が貰った考古学の本あげようか?」
セシル「それは僕からだね。僕は撮影用スフィアだった」
ユウナ「ふふっ、是非有効活用して下さいね!私は薔薇のピアスでした!」
ライト「ユウナが引き当ててくれて正直良かったよ。私はナイフだが、これはフリオニールのか」
バッツ「おっ、おれは槍か〜。やーりぃ!」
カイン「バッツ、ギャグが寒いぞ。俺は方角磁石だったがこれはラグナか?」
ラグナ「いや〜俺には必需品だからつい入れちまってなー。でもって俺はシルバーリング」
スコール「っ!?よりによってラグナだと!?(Wolからの世界地図を握ったままわなわな)」
一同「「ニヤニヤ」」
スコール「お、覚えてろ!(逃げ出す)」