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冒涜


文法に対する冒涜で
ある、
作家が試みた
心見た?
いや、
綻びた。
心綻びたのだ。

心臓とは違う位地にある、
ココロと呼ばれる
コロコロと
流動する概念がある。
らしい。
概念は存在する。
証明はできない。
みたいだ。
明日の存在が
証明出来ないのは
原理が後退する。

サイケデリックに
激しく
バラードを歌おうとした
一人の詩人は
その息苦しさに声を失った。
詩人は明日を求め
東へ奔走したが
今日を振り切れなかった。
今日と明日が混ざり合う地点は
いつまでも
彼の眼前に揺らめいて
瞬きの間に
隠れてしまうのだ。

狼少年の生まれ変わりが
いるのだとしとも
それは特定できないだろう。
真実と事実を
冒涜する者は
それを愛する者より多い。



***

友人遥がエムブロに腰を据えるようで。彼女のブログタイトルから、詩を綴ってみました。

まぁ、混沌。

「冒涜」、彼女のひねた性格が一面に押し出されてるタイトルですね。毎回ながら笑えてしまいます…なんて言ってると抗議の電話が鳴り出しそうなのでこれくらいに
…遅い?
知ってます(笑)
ですがこれが「ドク」の友人遥に対する親愛の科白ということも、おそらく彼女は知っています。
つくづく喰えないヤツです。
なんて言うと、遥ファンの皆様からクレームが大量発生してしまいそうなので、これ以上は黙りますか。

「冒涜」

人は何を冒涜するのでしょう?
したいのでしょう?
できるのでしょう?
立ち位置は様々かと。

私は、できるものなら
概念を冒涜したいですね。
あくまで、
詩の中だけ、
文章の中だけ、
ということにしておきます。

では、また。
読了ありがとうございます。

侵食


秋の風に
夏の残り香が
執念にも似て
シダのように
絡み付いている

麗らかな昼下がり
開いたページの紙魚が
枯れ始めた緑色の風に
絡め捕られる

蝉の抜け殻は
子供達の手の中で
残らず
すり潰され
蝉の亡骸を
コオロギが貪っている

様々な木々が
茶色の病魔に侵される中
常緑樹だけが
力強い生命を誇示している

あれだけ湧いた
蜘蛛の子は
何処かへと
攫われてしまった

わらべうた


厭になるほど
血に近い赤だった。
夜の気配を
太陽の下半分が孕み
山の陰で堕胎する。

ゆうやけこやけの童歌
烏が狂って
イカロスの二の舞。
くたびれた羽が
今はただただ
愛おしい。

山のお寺の鐘が鳴る。
繋ぐ手のない影法師
独り境内夢枕
枕返しの悪戯小僧
賽銭箱を突き破り
山のお寺の金が鳴る。
占めて四百八文。
湿気った寺だ
てやんでぃ。

赤い振り袖見返り美人
次第に黒ずむ袖裾模様
ゆうやけこやけで鐘が鳴る。
鳴り止む頃にゃ
日が暮れる。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

某友人からのリクエスト。
夕焼けがテーマです。
4月中に間に合って
一安心な管理人ww

無駄に早起きしたんで
UPしてみました。
6時で早起きとか
言ってよいかは
分かりませんがww

さぁて今日は
フルコマです。
逝く準備をしますよーっと。

三等星の独り言


お気に召すまま
笑いとばして。
誰からも知られない
いつか付けられた
古い 古い
ガクメイとやらで。

付けられた名前を
捨てることすら
出来ない程に
遠く 遠く
離れた仲間に
巣くうイキモノ。

輝きを増せば
きっと
遠く 遠く
離れた仲間に
巣くうイキモノが
もっと 沢山
ガクメイを呼ぶ。

輝きを増すために
酷く燃やすのは
イノチ。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

Claudia様との合同企画です(^^)
第7弾になりますね。
気が向く限り続けます。勝手にww
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