スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

小学生の俺に襲った悪夢@

俺が小学校四年生の頃
事件は起きた…。

その頃
犬を飼い始めたばかりで
季節は確か秋か冬だった。

犬が震えている
家には俺一人だったから
とっさ的にストーブの前に
新聞紙をひいて
犬を暖めてあげた。
これが嵐を呼ぶ事になる。

(電話がなった)
「はい もしもし」
親戚のおばあちゃんだった。

内容は…
今日お母さん残業だから
(こっちにおいで)という
内容の電話だった。

またもや 俺は犬を抱いて
【とっさ的】に家を出た。


小学生の俺に襲った悪夢A

子犬を抱いて
俺は親戚の家に向かった。

親戚の家までは
歩いていける距離だ。

親戚の家に着いた頃に
サイレンがなった。

これが悪夢の始まりだった

俺は気にもしてなかった。
でも…
消防車のサイレンに
慌ただしい雰囲気。

親戚の家に着いた頃
おばあちゃんが
真実を伝えてくれた。

俺の家が燃えている
パニック状態に陥った。
何故…何故…?
どうして…………。
小学生の俺には
耐え難い衝撃だった。

何故に火事が起きたのか?
子犬が震えていて
新聞紙をひいて
俺は暖めてあげていた。

電話がかかってきた時に
俺はストーブを
消すのを忘れていた。
しかも…
玄関のドアが少し開いていて
そこから
風が吹き込んできたのだ。
そして新聞紙がストーブに
引火した。

結果、家は
全焼した……

悪夢は更に…続く。

小学生の俺に襲った悪夢B

消防車やパトカーが
何台も押し寄せてきた。

俺の実家は田舎で
コンビニすらない。

だから…すぐに町の人々に
【火事がおきてる】
という情報が流れた。
そして…
町中の人々が
野次馬と化した。

そんな慌ただしい光景を
引き起こしたのは俺だ。
全てボクが悪いんだ。

そういった自責の念は
まだ小学生の俺の心には
受け止めきれない程に
大きく…残酷…だった。

はっきりとは覚えてないが
二時間位して火は鎮火した。
そして俺は警察に呼ばれた。

警官の前に一人で座って
1から十まで
全ての事を聞き出された。
(手の震えがとまらない)
警官の尋問は何時間たっても
終わる気配すらない。

「ごめんなさい…
僕が悪いんです」

そんな言葉を
涙目になりながら
つぶやいていた。

しかし…尋問は終わらない。

そうこうしていると
親と親戚が
心配して来てくれた。

すると、親戚のお兄ちゃんが
警官にキレた。

「ワレ!いつまで
こんな小さい子供に対して
ぐちぐちと
ぬかしてるつもりじゃ!!」

その一言がきいたのか
ようやく尋問は終わった。

そして…
俺は普通の小学生に戻った。
しかし俺はこの一件の後から
吃音(どもり)というものを背負った。

不思議な体験@

三才の頃の話だが
俺が大きくなってから
親から直接聞いた
実際の話である。

俺の家は三階建てだ。
そして、三才の俺は
三階の窓越しで 
シャボン玉を作って
遊んでいたらしい。

母親はそのかたわらで
編み物をしていた。
何気なく母親は窓の方を見た。

…俺が居ない。

母親は半狂乱になりながら
窓越しから下を見下ろした。

転落していたのだ…

しかも…
頭から落ちたらしく
母親はすぐさま
救急車を呼んだ。

助からないかも知れない
母親の脳裏を
そんな言葉がよぎる。

まだ三才だ。
頭蓋骨もまだしっかり
形成されていない。

20分位して病院についた。

診断の結果…医者が言った。
「かすり傷一つありません」

そんな馬鹿な…。
この子は確かに
三階の窓から転落した…。

母親は不思議に思ったが
それよりも
無事だという事に
安堵を覚えた。

家に帰ると…
聖母マリア像の首が
代わりに折れていたのだ。
  

俺はこの一件から始まり
不思議な体験を
数多くすることになる。

不思議な体験A


それは確か
中学二年の頃だった。

中学生と言えば
ファッション等に
興味を抱き始める年頃である。
その頃の話だ。

俺は友達だった奴と
京都の市内まで
服を買いにいく事になった。

色々な店をまわった。
お小遣いで
買える範囲の服を探すのに
手間取ったりしながらも
買い物は一段落して
俺達は
街中をブラブラしていた。


「ちょっと待ってくださいー!!」


そんな声が後方からしてきた。

こんな所に
知り合いなんて
いるはずのない俺は
気にもせずに
友達と話ながら歩いていた。

「ちょっと待ってください!!」  

しかし…
声はどんどん近づいてくる。
俺も流石に不思議に思って
後方を振り向いた。

前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2024年05月 >>
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
アーカイブ
カテゴリー