日記帳

話題:ママのつぶやき




私のお母さんは、私を産んで早いうちに仕事に復帰しました。
だからおばあちゃんがお母さんがわりで育ててくれました。

昼間はピーピーずっと泣いてたそうで、苛立ったおばあちゃんは離れの部屋に泣く私を置いて、鍵かけて出てたとか(笑)今やったら完全に通報されますよね(^^;
そして夜はすやすや寝てたとか…おかん楽だったろうな〜(笑)
今、林檎がそんな感じだから私に似たのかな〜

おばあちゃんは60代、やっと私の兄二人も大きくなり手が離れた。年金暮らしで趣味を楽しみ、友達と旅行したりして遊びたかったそうだ。そんな時私がひょっこり産まれてしまった。

初めての女の子でみんな喜んだらしいけど、いざ育てるとなりゃ邪魔にも思えたりするわけで…
おばあちゃんにはなかなか私も泣かされました(^^;

そんなこんなでまわりにちやほやされ甘やかされまくって、あまり父がうちにいなかったせいもあり、私はしゃべることをしなくなりました。

人からなにか聞かれても、必ず誰かが代弁してくれたから、私が話す必要がなかったんです。
「わかりません…」これが小さい時の私の決め台詞(笑)これで大抵の質問はかわしてました。

この環境が大人になって災いしました。

私は16才からバイト生活なんですが、全く長続きしなかったんです。
全く自分の意見が言えないからストレスばかりため、やーめたと母に電話してもらい次々とバイトをやめていました。

友達にも本当の自分が出せなくていつも無理していた気がします。
顕著なのは中学時代。たくさん嘘をつき回りも自分もとことん傷つけ痛め付けました。
だから中学時代の写真は一枚も手元にありません。とにかく自分の中から消したかった。
もちろん、それなりに楽しい思い出だってたくさんあるんだけど、とにかく生活環境が悪すぎた。
孤独感でいっぱいだったな…

いつもお母さんは私を誰かと比べていました。
誰々ちゃんはこうだよ！とか、誰々くんはこうだからえらい！とか…

学校に行きさえすれば、お母さんはご機嫌でいてくれた。成績なんてどうでもいい。
バイトに行きさえすれば、そこで私がどんな気持ちで働いてるかなんてどうでもいい。
こんな態度に毎日イライラしていた。
私は愛されてない！！もっと話を聞いてほしい。話がしたい。

そんな時、お父さんのお姉さん(おばちゃん)が長い転勤生活を終えて地元に帰って来た。

何年もかけて私の心の隙間を埋めてくれた。

本当は小さい時にお母さんからもらうべき愛情を、凝縮しておばちゃんからもらって、自分の口で話すことを教えてもらった。

そして今、自分が母親になり気を付けているのはやっぱり自分みたいに話せない子にしたくない。自尊心をきちんと持った子に育てたい。誰かと比べたり絶対しない！愛情をわかるかたちでしっかり注ぎたい…

苺は人見知りするとこもあるけど、とっても堂々としてて、おしゃべりさんで、愛嬌があるから誰にも好かれる性格だ。
保育園でいろんな子が声をかけてくれるのをみると、母としてホッとするし嬉しい。
苺には必ず「どうしたいの？いってごらん？」と話し、自分でやりなさい、言いなさいをよく言う。だから意思表示が上手な気がする。
事あるごとに抱き締めて好きだと伝え、抱っこして欲しいの要求にはどんなときでもなるべく答えるようにしている(歩いて欲しいときは除く(笑))

これが正しいかはわかんないけど、私が母にしてほしかったことを思い出しながらの育児だ。

とにかく孤独感だけは味あわせたくない…

なんだかいろんな事書いたけど、最近の私はまた昔の自分が顔を出し、人と比べて落ち込んでいる。

なんであの人みたいになれないんだろ…とか。
きっと今の私はこう思われてるな…なんて勝手に悪い方に考えてみたり。

私の子供でこの子達は幸せかな？とか。
こんな私じゃ旦那もかわいそうだ…とか。

THE、ネガティブ降臨(笑)

自分で何が原因かほんとはわかってるはず。
でも、比べてしまう性格がひょっこり頭を出すと引っ込まなくて…

こんなとき旦那さんは、同じようになんてならん！できん！しなくていい！こんな風に言う人です。だから好き(笑)

なんか書いてるうちにちょっと整理がついた気がする。よかった(*´∇｀*)

さて、旦那が今夜はいなし、チビ二人もすやすや寝てるし、母も寝ましょう!!

雪降ってたから明日は雪だるま作るって苺と約束したしね(^^)

おやすみなさい。