久しぶりです!
気ままに書いていこうと思います!
この間、多賀城市に災害ボランティアに行ってきました!
とりあえず市役所に行って、受付を済ませ持参した長靴や雨も降っていたのでかっぱとかに着替えて待機。
多賀城市の中でも一番被害の大きい地域に行くことに。
ニュースで取り上げられるのは、宮城県は石巻とか女川ばっかりだからあまり被害状況を知らずに行ったんだけど、想像以上の被害の痕跡があってびっくりしました。
家が流されてるとかまではあまりなかったけど、家の中はぐちゃぐちゃ壁も一階はほぼなしが多々ありました。
信号ももちろん流されてないし、電信柱もたくさん倒れていて、土砂なども土のう袋入れられたまま道のいたるところに放置されたままでした。
与えられた作業は、側溝の土砂を綺麗に取り除くこと。
聞いた感じはあまり大変さが伝わらないんですけど、ただの泥とかじゃなくて車のサイドミラーとか工具、生活用品やゴミ・色んな配線などそれを取り除きながらの作業は大変でした。
色んな物が埋ってるからスコップはすんなり土砂に入らないし、大きな石もゴロゴロ出てくるし、みんなで配水管だと思っていたのは標識だったりと手こずりました(∵`)
でも、もう何日もボランティア活動してるお姉さんや周りのおじさんたちと協力して無事に綺麗な側溝になりました。
みんな初めましてなのに、何も言わなくても手こずっている人がいたらすぐに助け合っていて、なんかねすごい一瞬泣きそうになった!
本当に日本は大丈夫って思えた!
お昼をみんなでその辺のコンクリートに座って食べてたら、おばあちゃんが家の片付けに来て、あと10分遅かったらダメだった。とか、もう笑っちゃうよねって自分の家の中指差していて、テレビの中で起こっていたことじゃなくて、本当に日本で起きたんだと、その状況を目の前にして実感しました。
津波の来た高さが建物の壁に残っていて、この高さまで水があるって考えるだけでゾッとしたしその倍の高さの津波が来た石巻とか気仙沼の人達が体験した恐さは絶対に理解しようとしてもできないと思った。
なんだかんだ、実際は少しずつ風化?って言うんだっけ
?してるからさ忘れちゃダメだーって、今も困ってる人が大勢いるんだって、みんなにも忘れないでほしいなーって思ったよ
本当に行ってよかった!
ボランティアだから報酬があるわけじゃないしむしろ交通費高かったけど、
帰りに市役所の方々にありがとうございましたって言ってもらえた時
お昼を持ってきてなさそうなおじさんが二人いたからお昼わけてあげたら帰りにわざわざお礼を言いうために探しに来てくれた時
たまたま地元の人だと思われて話しかけてきた警察官のおっちゃんが栃木県警の人でしかも二宮町の!そのおっちゃんが、こんな心の優しい子達が栃木にいてくれて本当に嬉しいって言ってくれた時
すっごく嬉しかったし、復興に向けてのほんの少しお手伝いをしただけなんだけどすっごい達成感得られて、これこそまさにプライスレス!ってやつでした
実際、自分の目で見て本当に復興には時間がかかるんだって分かりました。
建物たてたりとかはできないしもしかしたらもう直接ボランティアに行くことは難しいかもしれないけど、どんな形であれ支援していきたいです