今日はあっきとあたしの話。
まず順調だってことは確か、なはず。
来月で半年。
早いなあって思うし、でもまだそれしか経ってなかった?とも感じる。
おいしいものを一緒に食べて、くだらない話でたくさん笑って、将来のぼんやりした希望に共通点をたくさん見つけて。
来月は、ふたりで函館で観光とイルミネーションと温泉を満喫しよう!ツアーに行く予定。
すごく楽しみだし、どこの宿にするかだとか何を食べるか(食べることばっかり!)をふたりでガイド本やネットを見ながら妄想するのもすごく楽しい。
遠出するとバタバタして帰ってくるのが今までほとんどだったから、今回はのんびりしてこようって。
しかも、あっきの職場の福利厚生の何とかって制度で、宿泊費は会社が持ってくれるって!
そんなわけだから、少し贅沢できるんだ。
最近、あっきのお姉ちゃんと弟と、4人で飲みに行ったり、ほかにもあっきの家族との関わりが増えてきた。
そーゆうことなのかな。
いい年だし。
きっと世間一般ではそう見られるんだろうな。
もちろん、ずっと一緒にいたいって思う。
ただ、まだ早い気がするんだ。
きっとそのタイミングがきたら、したい!って強く思う、のかな。
よっちゃんも言ってたし、よく聞く話だ。
まだあたしにはその準備ができていないんだろうな。
新しい家庭を作って、そのうち新しい命を育てていくことになるかもしれない、そう考えたら少し怖じ気付くっていうのが今の本音。
でも前よりも、結婚ってことに対して前向きに考えられるようになったのも確か。
あっきのおかげだと思う。
安心感だとか、幸せをたくさん与えてくれる。
あっきもそう感じていてくれたら嬉しいし、あっきにとってのそういう存在になりたい。
あっきは結婚願望がもともと強くて、子どもも早く欲しいって普段からよく言うくらいだし、あたしとのことを考えてるとも言ってくれる。
ただ、変に焦ってはいないからプレッシャーにはならない。
あたしでいいのかな。
たぶん神経質だしネガティブだし、たくさん苦労かけちゃうんだろうな。
でもあっきは、あたしがいいって言ってくれる。
なんて幸せ者なんだろう。
優しくて気遣いができて、明るくて、頭の回転が早くて、家族思いで、子どもや動物が大好きで、あたしに甘くて時々厳しいあっき。
もったいない気がして。
でも、片づけができなくて、料理しなくて、白シャツに皺があって、時々仕事行きたくない病になる、だめなところもあって。
今まで付き合ってきた人にそういうの発見したら、すぐに冷めてしまっていたのに、今は違う。
もしかしたら、あたしにとって特別な人なのかもしれない。
運命ってひとことで済ますのは好きじゃない。
あたしが見つけたんだ。
あたしの大切な友達との関係が、あっきを巡り合わせてくれたんだ。
それに、あっきもあたしを選んでくれたんだ。
ほかの何か、誰か、神がかった存在が結びつけたんじゃない。
なんてことを最近考えるから、あたしも重症だ。