桜色キャンディ

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あなたのいない世界

新生活がスタートしました

卒業してから、やっぱり
さみしくはなったけれど
でもそんなに辛くはなくて。

幸いセンセイは異動がなかったので
またいつか会える って思えるし、
無理に忘れようとしないで
好きでいようって決めて(^ω^)

なのに。
新しい学校に入学してみたら、
本当にさみしい。

センセイに限らず、高校時代は
環境にすごく恵まれていたんです。


突然わたしの毎日は
カラカラに乾いてしまいました。


センセイのいない学校生活って
こんなにもつまらない。

毎日話せたわけじゃない。
切なくて苦しいことも沢山あった。

それでも同じ校舎にセンセイはいて

廊下を駆けて探してドキドキして。


あの日々には戻れないんだ。


センセイ、苦しいです。


会えていたころの切なさより
何倍も辛くて悲しい。

痛みなら耐えるから、
せめて同じ世界で生きたい。




もうすこし、強くなりたいです

白く穏やかな正午 2

(１のつづき)

準備室の奥のスペースで、
ホワイトデーのチョコをもらいました♪

「袋、ジャスコだけど」

言わなくていいです。

でもセンセイもなんとなく、
ぎこちなくって嬉しかった(笑)

そのスペースにはイスやテーブルが
置いてあって、そこでお話し。

軽くボードで仕切られてはいるものの、
準備室内には他の先生方もいるので
二人きりという感じはなく。


まさかの地震がおきてからは
テレビもつけて速報見たり。
速報にいたっては他の先生方も
一緒に見てお話ししたり(笑)

まったり話すこと１時間半！

自動車学校の話、最近の話、
ミスタードーナツの話…(笑)

特に変わったことはなかったけれど
ちゃんと一緒にいられて良かった＊


面白かったのが、偶然現れた元担任。

「あれ、ひじきさん」
「こんにちは^^」
「こんにちは………………ん、え？」
「？」

「…なんで来たんだ？」


そりゃそうですよね。(笑)

たいして関わりのなさそうなセンセイと
卒業したばかりの私服のわたしがいたら
(しかもテレビ見ながら話してるだけ)
不思議に思うのが当たり前。

にやにやと笑うセンセイとわたし。

「いやまあ…このために(笑)」
「このため？」
「はい(笑)」

「ああ、センセイに会いに来たのか^^」

「はい！^^」
「(笑)」

このくだりがなんだか幸せだった＊
元担任いいこと言った！(笑)
センセイもにこにこしてたし♪


何気ない会話ばかりだったけど
他の人が聞いても分からない程度に
すきってアピールしてみたり(笑)

しあわせでした^^

帰るときも玄関まで送ってくれました♪
並んで廊下を歩くだけでにやにや＊

途中会った先生方には
すごく変な目で見られましたが(笑)


写真もとらなかったし、握手もなし。
あらたまった さよなら もなく。


「じゃあ、お元気で」
「暇ならまたおいでよ」


そんな会話でお別れしました。
でもこれで良かったです。

おだやかでふわふわした時間でした。


なんだかまたすぐに会えるような気分。
また会えるかな、会えたらいいな。


だいすきです、センセイ。


話題:片想い

白く穏やかな正午 1

行ってきました。

ドキドキしながら
学校についたものの
センセイの姿はなく(笑)

廊下でたまたま進路の先生に遭遇。
(ちなみに２つ前の日記に
登場した勘のいい女性の先生)

またしても急用でいないが、
すぐに帰ってくるとのこと。

応接室に入れてもらって待ち。
その間他の先生方が話しかけてくれたり。

でもどうみてもわざわざ
センセイに会いに来た生徒(笑)

センセイが来ると先生方は
「ひじきさんがお待ちでしたよ〜」と。

いやもう恥ずかしい！(笑)

するとセンセイもちょっとだけ
おたおた しながら

「英語科の準備室の冷蔵庫に入ってるんだよな…」と。

先生方に聞こえてます。

何が、とは言いませんでしたが(笑)

じゃあ取りに行こうかと移動。
なんとなく無言でセンセイの後ろをついて行きますが、わたしはスリッパのため遅くて。

そしたら歩くスピード緩めてくれて＊

嬉しくて追いかけて並んで歩きました^^


(２につづく)


話題:先生が好き

最後のわがまま

奇跡がおこりました。


卒業して早１週間。

毎日暇ではあるものの、
充実した日々を過ごしています。

自動車学校についてはついに
仮免をとることができました。


そんな今日。
親しいＡ先生(仮)からこんなメールが。


『 センセイが、ひじきさんが
　今週学校来れる日教えてほしいって 』


一瞬フリーズしました(笑)

奇跡、です。

呼び出されました…!!!


前にセンセイには言ってあったんです。
Ａ先生はわたしの連絡先知っているので、何かあればＡ先生に伝言頼んでください。って。


たぶん、卒業式の日にわたしに会えなかったことを覚えててくれたんです。

そして入試等が終わるのを見計らって連絡をくれたのでしょう。


ちょっとでも気にかけてもらえたこと。

思い出してもらえたこと。


それがもう嬉しくて＊


２年生のときからわたしの願いは変わらなくて、それが『 一度でもいいから、わたしのいないどこかで思い出してもらえること 』だったんです。



　センセイはどんな顔して
　Ａ先生に伝言を頼んだんだろう。


どんなに些細なことでも、
好きなひとが自分のために
何かしてくれるってこんなに幸せなんだ。


明日、センセイに会いに行ってきます。

私服どうしようかな(´・ω・｀)＊


話題:先生が好き

春

また明日 って言ったのに


今日、会えませんでした。



ＨＲ終了後に急用で外出、なんて
なんだか本当にセンセイらしい。

やっぱり縁がなかったのかな。
大事なときにいつも会えない。

また後日学校に行く用があるので
どうにか泣かずにすんでいますが、
その日は私服なのであまりうろうろと
センセイを探すことはできなさそう。

最後だったのかな、昨日のすれ違いが。


センセイはお別れに慣れていて
わたしには何も残してくれなかった。

誕生日も年齢も出身地も趣味も
何も知らないまま さよなら。

でも、なにとなく。

このまま気持ちはぼんやりと
いつのまにか思い出になって
ああそんなこともあった って
笑ったりするんだろうか。

例えそうなったとしてもこの気持ちは
ずっと大切にしていきたい。

どんなに輪郭がぼやけても
中心はずっと忘れないように。


３年間、大好きな校舎に通って
大好きなひとに出会えました。

センセイ、ありがとう。


すぐにまた会えますように。



来週にでも学校行くから、絶対に絶対に。


お別れはそのときに。



話題:先生が好き