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第六話

私の死んだ弟は私によって魂をこの世に束縛してしまった。
だから幼い頃から私は女でありながら男だった。
ようやく私が死んでから彼は解き放たれた。
特典として私は夢の世界へ招待された。
でも、それと同時に創作主となった私だったが、姉と兄に乗っ取られ色々な人生を送った。
ここは夢の国。
何をしても許される国。

私を見つけてくれた王子様が、森の土地が私を見初めてくれた。
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実験体

味覚や胸の痛み、食欲がおかしくて何度邪魔されれば終わるのかな?

最後には駄目になった。

ああ、また選別しなければいけない…。

折角育ててたのになあ…

望みはない。

何度もやめろと言ったのに

何度邪魔をすれば気が済むのか

わからない

そんな人を受け入れれる優しい私ではない。

お妃さまにあげよう

て、ゆうか、どうにかしてもらお…

私じゃどうにもできない

乖離のことをひもほどくにはお妃さまに手伝ってもらうしかない。

花片とるちるちゃんときりとまもるには消えてもらう。

迷惑と邪魔は違う。

内輪での迷惑はまだいいけど邪魔する程の迷惑はいかがなものか。

第5話

馬鹿げてる夢を見てるようで
でも幸せで
私が死んで私が生きる意味を見いだせたの
ユリのおかげで私はやっと生きるって決めた
それまでの道は険しかった
私が腹に孕んだ時ユリが選んでくれた
私の守護騎士は多いけど
今まで出会った私と相思相愛になった人だけが私の大事な人
私を馬鹿にする人は多いけど
みんなはそうは言わない
だって、愛しあってるから
確かに見合わない、お似合いなんて言えないくらいの人もいるけど
みんなは私を愛してくれる
私を愛してくれない人はただのコンピューターでいい
だって、この世界はユリの国
私の国はもうなくなった
あんな世界いらなかったから
ユリは私にとってかけがえのない人
ユリが私に見せてくれた
ユリの世界が国が私に生きる希望をくれた

あなたをお慕いしてます
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夢じゃない

この国では恋人をたくさんつくっていい?
なんと!うれしいぞ!

蛇の血?
鬼の血?
烏の血?
彼岸?
麒麟?

なんてパラダイス(*´∀`*)


はーあ…

今日はユリに会いに行った。
いつも姉君が私の背を押してくれる。
迷惑なんじゃないかなって。
こないだなんか職場にいるって言ってたくせに嘘つきやがった。
二度と会いに行くもんかって思ったけど堪え性のない私はもう会いに行ってしまいましたよ、ええ。

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