本格的に仕事


彼女は明日退院予定だ。

しっかりエネルギー充電して

元気を出して笑ってくれる。

私は彼女をしっかりサポートしていきたい。

この数日私の方が体調悪くしていたから

彼女には余計な心配を掛けてしまった。

反省しなければ。

私が倒れたりしていては何の意味も無い。

彼女の為に強くならなければ。

そんな話を彼女にしたら

「強くなくて良い、側に居て欲しい」と。

ああ、愚かな私をここまで想ってくれるなんて

彼女は尊き人だと改めて思った。

彼女の側を決して離れない。

私が必ず幸せにする。

してみせる。

そう、誓い合った。

順調に回復


彼女はだいぶ回復に向かっている。

相変わらず仕事に余念が無い。

今のところ別に変わった事は起きて無い。

彼女の周りは常に誰かが見張っている。

来週辺りから外での仕事を再開する

予定らしい。

彼女にも笑顔が戻りつつある。

私に話掛けてくれる。

有り難い事だ。

亡くなった人はもう戻って来ないが

彼女の心の中で永遠に

生き続けるだろう。

私は今日も彼女を見守ります。

どうか元気を出して

いっぱい楽しんで下さい。

1日でも早い回復を

祈っています。

彼女の容態を


軽い凍傷を負った彼女の容態は

少しずつだが回復に向かっている。

セッティングされた撮影場所が

岩礁の上になっていて

風が吹くと簡単に転落事故を起こす

そんな危ない仕事も彼女にとっては当たり前の

日常生活だったりする。

彼女は仕事に妥協しない。

これと決めたら最後までやり切る。

それが良い事なのか悪い事なのかは

分からないが性分なのだろう。

今、出来る範囲でテキパキ仕事を熟す彼女は

本当にスゴいと思う。

が、頼むから休んで欲しい。

病室にまで書類を持ち込み真剣に読む姿を

目の当たりにしてるとドキドキする。

ちょびっとだけ応援したくなる。

頑張れよ、って。

私の愛する彼女は今日も

笑ってくれます。

転落事故発生


とある島にて撮影中に

彼女が岩場から転落する事故があった。

幸いにも高さは無くすぐに

引き上げられた為命に別状は無かった。

岩で頭でも打っていたら

恐らく命は無かっただろう。

不幸中の幸いだった。

それにしても昨日悲しい事が

あったばかりなのに

彼女は仕事に精を出している。

少しは休めば良いのにと言ったが

「大丈夫、無理はしてない」と。

彼女の「大丈夫」は絶対大丈夫じゃない。

それでも止めろとは言えない。

どんな状況になっても必ずやり遂げる

それが彼女の良い所でもあり悪い所でもある。

私は彼女を愛してる。

それだけは今も今後も変わらない。

2人で幸せになると約束した。

何度でも言おう。

私は彼女を愛してる。

彼女の涙


彼女の理解者だった方が亡くなった。

彼女はとても悲しみ、大粒の涙を流して

手を合わせて祈っていた。

私は、どんな言葉を彼女に掛ければ良いのか

分からなかった。

昨年、彼女を襲った悲劇がまた繰り返される。

私が代わりになれば良かったのか。

否、それでは彼女に深い傷跡を残すだけだ。

私の役目は彼女を幸せにする事。

決して彼女を悲しませない。

そう誓ったはずなのに。

今、彼女は懸命に笑おうとしている。

見ている私は事情を知っているだけに堪らなく

彼女の気持ちが分かる。

泣きたいだろうに泣けない立場の彼女が

不憫でならない。

亡くなられた方に哀悼の意を・・・

合掌。

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