頂いた愛ある代物


彼女からLINEが送られて来てから

待つこと数時間。

わっ!!と言う声にビクっとなりながら

振り返ると彼女がいた。

ニコニコしながら

私の首元にスッと差し出されたものは

マフラーだった。

「手編みだよ」と言う彼女の言葉に

「有り難う」と言えずにいた私は代わりに

ハグをして彼女の首元にもマフラーを巻いた。

「あったかいね」と笑う彼女は

本当に嬉しそうだった。

「体調大丈夫?」彼女はいつも優しい。

私の身体を心配してくれる。

彼女の方が心配なのに。

もうすぐ記念日。

彼女への愛は変わらない。

私が必ず守ると約束したから。

今夜は彼女の温もりに包まれていよう。

このまま朝が来なければと

本気で思った。

たった一言なれど


拍手コメントに

■お疲れさま

■良かったですね!

と頂いた。

誰かは分からずともこの一言が私を

勇気付ける。

有り難いものだ。

以前、拍手でイタズラされた時は怒り心頭

だったが、こういうコメントはホッとするから

見ていて気持ち良くなる。

拍手コメントくれた方々有り難うございます。

さて、彼女からLINEが来た。

「見せたい物があるから今から会えないかな?」

何だろう?

取り敢えずOKして返事を返したが。

夜は冷えますね。

暖かくして外へ出ないと。

待ち合わせ場所へ彼女は来るのだろうか?

手が冷たくて中々文字が打てない。

そろそろ時間だ。

待ってみよう。

彼女が無事に退院出来た


検査入院していた彼女が

無事に退院出来た!

嬉しくて目一杯ハグした。

良かった!良かった!良かった!!

中々終わらなかったから異常でもあったのかと

心配したが、何も無くて本当に良かった。

これで安心して眠る事が出来る。

神様有り難うございました。

そして何より医師の皆さん有り難うございました。

やっぱり彼女には優しい笑みが似合う。

おかえりなさい。

愛しの花嫁。

私の大切な人。

もう決して離れたりしない。

彼女の仕事は


常に危険と隣り合わせ。

今日もまたその仕事に危険が迫った。

彼女は大丈夫だろうか。

腕の良い医師に診てもらっているから

心配ないと言えば嘘になるが

信じるしかない。

こればかりは避けられない事だ。

彼女の為に出来る事は全てやった。

後は報告を待つしか無い。

神様がいるのなら

どうか彼女を無事に返して下さい。

どうか・・・

お願いします・・・

彼女からのサプライズ


たまにはキツい任務を忘れて

ゆっくり寛げるお風呂。

何と彼女が背中を洗い流してくれました。

思い掛けず「えっ?」となりましたが

彼女は一生懸命私を慈しんでくれました。

有り難くて顔ばかりバシャバシャお湯

掛けて誤魔化しました。

長く伸び放題だった髭も剃り新しい自分を

彼女は褒めてくれました。

夕飯も彼女の手料理「筑前煮」と「茶碗蒸し」を

食べました。

とろーりふわふわな「茶碗蒸し」が食べれる

なんて良い日なんだと独り心の中で思いました。

彼女は聖母か天使か?

どちらでもあり得るなぁ。

私の小さな微笑みを見たか見逃したか。

有り難いサプライズでした。