来年には非処女（仮）

電子書籍のため画像がなくてすみません。つまりネタバレします。

ご存知ヨネダコウ先生と桜賀めい先生です。

どちらもシリーズものですが『性悪オオカミが恋をしたらしい』の物語は完結しているので新規でも読めます。

だけどちらほらカップルが出てくるので気になっちゃうとは思います（笑）



てっきり新作は優とお兄ちゃんの話かな、と思っていたのですがまさかの香坂くん。

あの表情乏しくて東雲に淡い恋心を抱き、幸村をモヤつかせた香坂くんです。

相手は前任の生徒会長の紅城さん。

実はわたし、シリーズのメインカプであろう帝と永遠のシリーズはちゃんと読んでなくて紅城さんは はじめまして でした。

バイトのくだりはなんとなく知ってるんだけどなあ…。


個人的見所は敬語で物腰柔らかい紅城さんの豹変ぶりですかね。

香坂くんに正体がバレてからはワイルドになり、二人きりだとオラオラ系。

そのくせなんだか面倒見がよく、自分の気持ちを自覚してからは繊細な香坂くんに振り回され気味。


香坂くんの義理の弟も…なんかいいですね（笑）
登場シーンでは彼女を隣室の香坂くんに聞こえるようにヤッてて、結局香坂くんにずっと嫌われていると勘違いされたままポッと出の紅城に掻っ攫われるという…。


絵も綺麗でエロシーンもとてもセクシーで蕩けてて可愛いので萌えたい方にはオススメです。


一歩囀る鳥は羽ばたかない、は重め。

主人公の矢代は重ーい過去を持っているけど淫乱ドエムの軽薄なキャラです。
Nightsの真崎に似てるかな…

で、攻めだと思われる百目鬼は従順ワンコならぬ従順インポ。

インポテンツという新コンテンツ攻め。
なんつって。



ヤクザものなのでそれぞれのエピソードはシリアスで重く、救い難いです。



3巻はストーリーがゆっくりとですけど動いてきました。


まず、矢代さんが百目鬼のことを意識する場面がちらほら。。


2巻では百目鬼が矢代を意識して勃ちそうになってそれを制する場面がありましたが3巻は矢代が百目鬼が矢代を咥えた後に高まりが収まらず人知れず自慰をするシーンが…！！！


本人は無自覚のようですけど、巻末で久我が言っていたので間違いないです（笑）

最初から矢代は百目鬼の事を気に入っていて百目鬼は矢代をすごく慕っている。

矢代の気持ちがここまでいつの間に育っていってあの淫乱で軽い矢代はこの先どうなってしまうんだろう…。

そしてどこまでも恋に鈍い影山…。

やさしい恋をするの小野田とすごくかぶるのは何故だろう…。。眼鏡だからか？


そして竜崎の矢代への思い。

目の敵にしているような竜崎の態度でしたが…。
2巻巻末で発砲された矢代。
竜崎の差し金だったけれど死なないように命令されていて更にそのバックには平田。

三角さんが組長になる流れで部下である矢代もそれに伴って若頭に。
ヤクザとして潔癖な平田はあのゴミ溜めのようだった矢代が自分の上に立つのが許せない。

次巻であらかた片が付きそうなのですが…どうなんですかね(´・ω・`)

この件に片がつく頃には2人は心身共に結ばれるのかな、なんて思いつつも百目鬼の過去のトラウマが重すぎて…。


3巻で元同僚の井波に散々そこを突かれた挙句に一応同意とはいえ暴力的に矢代を犯されてブチ切れてましたもんね…。

でもその後のシーンは非常にぷまかったので…井波ナイス外道d(､＿･)ﾉ