分かりやすい、察しやすい脚本と演出だった。
初っ端、秘書が「両親を迎えに…」は嘘アリアリだったし、その後も表情で不倫関係丸わかりだった。
車椅子の事故も、それを装った殺人はありがちだし、お年寄りでもないのに外出中車椅子で寝るてないやろと。
前日に妻が一人で山荘に行き、後日夫婦で行ったら殺されるのは夫。
階段テグスは前回であったばかり。
あとは見せ方。
特命係の二人はそれぞれのキャラはちゃんと立っていた。
前科のある介護士が、やっぱりそういう目で見られるのかと思ってたら、妻がちゃんとした目で迎えてたのは良かった。
しかしそれ故に、殺人に加担したのはなぁ。
ぽやんとした印象の妻だったが、賢い人だ。
さっさと離婚考えたり、恨む相手を間違えないでしっかりと夫を殺したり。
いや、殺したのは賢いとは言えないのか、でも妻は後悔してないね。
反撃て誰の反撃や?
誰が反撃するんや?
特命係のふたりは至って通常運転に見えたが。
平井(一番若い浅見)は偏執狂のアホだった。
それを「僕の律儀な性格」という バカ。
殺人を反省するタイプでもない。
最後までアホだった。
後半になってラムネ氏登場!
課長も登場してレギュラー揃った。
管理職達の思惑のせいで今回は特命係の首は繋がったが、この件は度々ありそう。
中間管理職の部長達のやりとりは最早ギャグだ。気の毒すぎる。
クビになることを一向に気にしない特命係の二人は、日々を精一杯生きることでしょう 笑
事件そのものよりも、容疑者の訴えにかこつけて動き出した日下部さんや部長、副総監ら管理職らの腹芸が…笑
種を蒔いたのは初回からトバす青木くん。
この事件が次でおわるのかどうかはともかく、今シーズンは特命係潰しがテーマなのか?黒いなぁ。
今回は警察捜査の説明が随分あった。
今シーズンのための説明回かね。
主なキャストもだいたい出てきた。
ワタシとしてはラムネ氏にも出てきてほしかった。
笑えたのは、浅見光彦がいっぱい 笑笑
どんだけ揃えるんや。
おや?と思ったのは予告編にナレーションが入ったこと。
映画の宣伝かと思った。
驚いたこと
右京さんの口から出た「プリキュア」と「黙っていろ!」
今回、様々な火種を残したまま、なおかつ相棒解消危機のフラグまで立てて終わった。
多分、来シーズンで相棒解消となるんだろうなぁ
ただでさえなのに、右京さんの性格がますます悪くなっていく
国家に見捨てられた個人てのは『劇場版 相棒』ぽいけど、少女を誘拐するための必然性のない大量殺人が気持ち悪くて
この少女を傷つけるだけの殺人は最近の『相棒』的。
クライマックスのパレードの規模はさすがの劇場版。
けどキャストでだいたい真犯人が判るのが残念
鹿賀さんがアレだけで出番終わるはずないと思ってたら…
神戸クン、特命係に使われて部長に叱られておしまい。
米沢さん、怨み怒りながらも協力。
米沢さんが警察学校で、冠城氏が巡査だから今シーズン中のエピソードであることは判る。
なんかね〜、特命係の人の使い方に温かみがないよな、テレビも映画も。
クール過ぎ
そーだ、社さんが冷静に良い仕事してたな。
社さんの存在の事を思うと、とりあえず今シーズン最終回までに観られてよかった。
観た後がなんかモニョっとして、スッキリした感想が書けない
なんかね〜、なんかもひとつなんよ
予告編のアオリに負けた感
観に行くのが遅かったからパンフが売り切れてた残念