とちおとめ&玉津


話題:フルーツ


柿ばかり食ってて飽きてきた神田です

そこでビキニを誘って青果市場に行きました

デート現場が市場なんてちょいとロマンチックさに欠けるけど、俺のフルーツ好きは有名だから仕方ないよね

余計な菓子を食べるんだったらフルーツ食べなさいよと言うと、ウンと頷きニッコリ微笑んだから色々買ってやった

その中でも好評だったのが、愛媛県産の『玉津(たまつ)』というブランドのみかん

この時期は甘さだけなら長崎県産の『味ロマン』が勝つんだけど、強い酸味もありつつ甘さも負けてないのは『玉津』

どっちもかなり美味なので食べ比べをしてみると面白いと思う

ビキニは玉津の方が好きだと言ってたから、フルーツ選びの基本である甘さと酸っぱさのバランスを重視するという点で俺と似てる

その日はやたらとチュッチュしてたから、もしかしたら唾液成分が混ざってしまったのかも知れないけどね(^^;)

この玉津、若干お値段お高めだったのでMサイズしか買えなかった

だがみかんは実はMサイズが一番美味だったりするんだよ

その下のSサイズでもいいかも

小ぶりの方がハズレが少ないから

もうひとつは栃木県産『とちおとめ』

いちごが出てくるの早いね

まだ高いけど、出始めのものが美味だったりするからね

このとちおとめも甘さと酸味、その両方が味わえる

家で妹に食べさせたら「甘くておいし〜い」と嬉しがっていたから相当美味なのだろう

あまりに喜ぶから俺の分も食べていいぞと言ったら、全く遠慮せずに食べていた

ビタミンCの補給にいちごは最適だから許す

その他野菜も沢山買いました

まだ全般的に高いから少しでも安くと思って買ったけど、市場でも結構高かった

人参なんかは安くておいしい北海道産のが入ってきてるから落ち着くと思うが、相変わらず葉ものが高いね

レタスは落ちてきてるけどほうれん草が高いままだった

高くても食べない訳にいかないから買うけど、葉ものだけは産地にこだわるのをやめたい気分

値段、早く落ち着くといいんだけどねの神田でした


くすぶりA


話題:バイク


どうしたらいいのかな…

何かいい方法はないだろうか…

整骨院で出会った女子ライダーに触発されて、心の奥底にしまい込んであった『バイクに乗りたい病』が再発したのだけど、現実には様々な障害があることに気づいてしまった

妹が兄の真似をして乗りたいと言うかも知れないということ以前に、兄そのものにバイクでプラプラ遊んでる暇がないという現実

車でどこかに行くことすらできてないんだよ

来春まではこんな感じで忙しいままのような…

そしたらこの時期にバイク乗りになる準備をしようと思ったのだけど、その準備すらまともにできない

バイク屋さんが近くにないのもいかんな

足しげく通って、店員さんから情報を仕入れるつもりでいたけど、『バイク屋さんどこにあるの状態』

バイクの性能なんかはネットで調べればいいけど、またがった時の姿勢や足が地面にべったりつくとかつかないとかの情報は実車を見ないとわからないからね

ま、これは何としてでもやりたいと思ってはいるのだが、いつになることやら

それと置き場の問題もある

俺が乗ろうとしているバイクは250〜400ccのいわゆる中型バイクなんだけど、それを買うと車を1台処分しないと置き場を確保できない

処分するならピンクパッソだが、雨の日に妹が紺パッソに乗って出掛けた場合、俺の乗るものがなくなる

雨でもバイクで出掛ければいい話ではあるが、雨よけの付いてないものはできれば避けたいのよね

するとピンクパッソを置くための月極駐車場を借りようとも考えたが、うちの近くは相場が高くてとてもじゃないけど借りられない

そこで考えたのは、バイクを庭に無理矢理置くには小さいのにするしかないんだよね

小さいのってのは以前乗っていた125のスクーターのようなサイズ

でもそれだと面白くないと思ってて

土地が広い場所に引っ越せばこんなこと考えなくて済むから、中古の一軒家を買う準備を先に進めた方が早いような気がしてきた

だから、バイクより先に家だよ

お金貯めなきゃね!


袋付き


話題:チョコ


郵便局に行った神田です

糞爺宛の書留を受け取りにね

本人以外が受け取る場合は面倒くさい書類が必要で、郵便局の職員も慣れない人に当たるとえらい時間かかる

カップラーメンが何個も作れるくらい時間かかるんだよ

この日も運悪く見習い職員に当たってしまった

入ってどれくらいたつのか知らんけど、どんくさい動きしやがって…と思うほどこの職業に向いてないようなガールだった

「宛名の御本人様ではないんですよね?」と聞くから、さっきから説明してるように、この書類とこの書類で受け取れるでしょ?早くして下さい!と言ってしまった

この受け取り作業は何度もやってるから、俺もだいぶ詳しくなってる

本人か同居の家族以外は受け取れないところ、後見人の証明書をつければ受け取れるんだけど、後見人とは何ぞや?って感じだった

だから、誰かに聞いてよ、と乱暴に言ってしまった

すると奥からベテランと思われるおばちゃんが走って現れて、「同居の御家族様以外ですと、お渡しするわけにはいかないのですが…」なんて言いやがった

カチンと来ちゃったよね

コンビニに行くと、買い物だろうが宅配物だろうが、新米以外はパッパパッパやってくれる

それに慣れてるからかも知れないが、この郵便局職員のもっさりした対応には驚かされる

困りましたね。もう少し知識のある人にお願いしたいですね…と言ってやった、しょうがないから

本当はもっとガツンと言ってやろうと思ったけど、おばちゃんは困り顔、見習いガールに至っては涙目だったんだよね

すると横の方から男の人が小走りで近づいて来て、その人がスムーズにやってくれた

そしてハンコを押して無事に書留を受け取れたのだが、窓口のカウンターの上にキットカットが置いてあるのに気がついた

何これ?と独り言のつもりの言葉が割と聞こえるような音量で口から出ちゃった

すると涙目見習いガールが震え声で「キットカットです」と言った



キットカットはわかる。なんで置いてあんの?と聞いたよ

そしたらまた見習いが、「裏に袋が付いてて、そこにお年玉を入れて…」と続けた

お年玉袋付きのキットカットか、とここで理解した

別に面白い物だとは思わなかったが、何故かガールを涙目にさせてしまった罪悪感がこみ上げてきて、じゃ5つちょーだいと言ってしまった

「5つも?それはどうもありがとうございます」とガールは言い、キットカットを袋に入れてくれた

見るとお手手もぶるぶる震えてて、和むような言葉を発した方がいいかと思い、代金を出しながら、有袋類みたいだね!と言ったのだけど、意味が通じなかったような…

それでキットカットが入った袋を受け取って回れ右しようとした瞬間、「あっすみません、それ打たなきゃならなかったんでした」とガールが俺の手からキットカット袋をもぎ取ってレジでピッピッピ

その時はもう怒りはなかったけど、どうしようもないどんくさガールだと思ったよね

呆れ果て、疲れ果てた



この袋付きキットカットは1個140円

内容量3枚と書いてある

キットカットって小さな棒のチョコが2本1組になって包装されてなかったっ毛

単位は枚なのか?

まあいいけど


早速研究室の仲間に配った

袋には「いつもありがとう」と書いたメモを入れた

「どうしたの?これ」とヒンヌーエリが聞くから、郵便局に売ってた、と答えると「へえ〜」と言ってニコニコと嬉しそうにしてたな

郵便局では疲れたが、仲間の笑顔を見て気分が回復した神田でした






防寒


話題:冬


木枯し吹き荒ぶ東京

昨日、いや一昨日かな、ぐっと冷えるようになった

外はもう冬に近いから寒いのは仕方ないとして、家の中が寒いんですよね

昼間誰もいなくなるからね、夜だけストーブつけても部屋全体が暖まるのに時間がかかる

そのうち寝る時間になるからストーブ消す

だから寒いままなんだな

妹の部屋はホットカーペットとエアコンあるし、この人電気毛布も使うんで、結構暖かいんだよね

対する俺の部屋はと言うと、エアコンはあるにはあるのだが、壊れてるんです

なので妹の部屋から漏れてくる温風が唯一の暖房

その風は寒い廊下で冷やされてしまうから意味ないんだけど…

エアコンを直せばいいのだけど、自分でやるのは面倒だし、電器屋さん呼ぶには家に居る時間を作らなきゃなので、今は忙しくしてるためその手が使えない

さてさて困ったなと思っているのだけど、取りあえず厚着で何とか対処したい所存

寒いとは言っても、上は大したことないんだよね

未だにタンクトップか半袖シャツ着てるもん

寒けりゃ何か長袖の物を着ればいいだけで、それほど困ってない

問題は下なんだよな

下は寒いと痒くなるから

部屋着のジャージの下に着るというかはく物が見つからないんだよね

去年股引買ったんだけど、糞爺用に施設に持って行った中に俺のも混じった可能性大

でもそれはケボケボの股引なんだよ

ケボケボってわかるかな、起毛タイプってのかな、ちょっとこう暖かい感じの生地で出来てるんだよ

それホントに暖かいんだよ

ヒートテックみたいにピッチリしてないから不快感もないし

だけどそれが見つからないので、スーツ着用時にはく普通の白い綿の股引を探すことにした

だがそれも見つからなくてね

結構前から気にして探してたのだけど、タンスのどこを見ても存在がない

おかしいと思いながら暮らしておりました




するとある日の夜中、布団がズリ落ちてないかと思って妹の部屋に入ったんだよね

昔から寝相が悪いから、布団や毛布の位置がズレてる時が多く、それを直してやるんだけど

その時、妹の足が出てたんだよ

足を布団の中に入れて、布団を整えて…と思いながら近づいたらだね、見慣れた物が目に入った

妹、俺の白い股引を着用しておった

翌朝、股引返せと言ったらだね、「あれね、寝るとき意外といいよ」と言う

先がすぼまってるから足首にフィットするとかなんとか

ヒートテック的な物だと暑くて目が覚める場合がある

それがないからとても快適と言いました

とても快適でも見た目が悪いわな

小便する時に中から棒を出す穴と言うか隙間があるのに、お前はそこ使わないだろ?と言ってみたのだが、寝る時だけだから!と返してくれないんだよね

サイズが大きいからダボダボ感が好きとかのたまう

御曹司妹が泊まりに来た時に新品を彼女に貸したと言ってたから予備もない

男物のそういう物をはいて寝る女ってどうなの(?)



スウェットもゴムが緩いのばっかりで使い物にならない

仕方ないのでボロジャージ2枚重ねで寝てるけど、ジャージは肌に触れる感じがいまいちなんだよね

買いに行くひまがなくて毎晩憂鬱な神田でした


心の中でくすぶっていたもの


話題:バイク


通ってる整骨院に行った時のこと

玄関の前に大きなオートバイが停めてあって、邪魔だなと思いながらも戸を開けたのだけど、挨拶しても先生の声はなく、女の子が1人待合室に座ってた

目が合ったので会釈したら、「今先生外出中で、もうすぐ帰ってくると思うので待ってて下さい」と俺が知りたい情報を先にその女の子が教えてくれたと同時に、ヘルメットをどかして席を空けてくれた

それで、外にあるオートバイはあなたの?と聞いたことからバイク談義が始まった

内容は割愛するが、話の最後の方では「中免持ってて乗らないのは勿体ない」なんて言われちゃってね


高校時代の移動手段は原付スクーター

車の免許を取ってからもスクーターは乗ってたけど、だんだんに車の方に移行してしまった

中免取ったのはそのあとで、でもその頃には学校も仕事も忙しくてバイクどころではなくなってしまったんだよね

その女の子のバイクに対する純粋な気持ちが眩しくて羨ましかった

忘れていたものを思い出してしまったよ



神田、これからバイク乗りになろうと思う

車には若干限界を感じてたのよね

その限界というのは、気持ちよさの限界

MT車に乗ってればまだ気持ちいいと思うけど、オートマだと気持ちいいと感じなくなってきてた

自分で運転してるという実感が乏しいのだよね

自転車もいくらかやったけど、それはそれで楽しいのだが、市街地は交通の邪魔にならないように走らなきゃならなくて気を遣う



帰ってからツーリングの動画を見たら楽しくなった

俺もやったるで!



心配は妹のこと

俺がバイク乗るって言ったら「私も!」と絶対言い出す

我が家のモータリゼーション文化は、兄が先行して妹が追随するという構図が常に成り立つのよね

だから俺にかかってるんだよ

もう少し考える



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