レッドソックスが年俸総額トップ

米大リーグの年俸に関する調査を28日、AP通信が発表し、今季開幕日の年俸総額はレッドソックスが約2億2千万ドル(約244億円)で30球団トップだった。2位はカブス、3位はヤンキースで3球団が2億ドルを超えた。レイズが約6千万ドルで最下位だった。

イチロー引退

渡米した2001年に新人王に輝いたイチローは、その後数々のMLB記録を打ち立て、将来の米国野球殿堂(Baseball Hall of Fame)入りが確実視されている。

 2017年にロッド・カルー(Rod Carew)氏を抜いて米国外出身選手の歴代安打数でトップに立ったイチローは、最終的にその記録を3089にまで伸ばした。また、2004年に262安打を放ったイチローは、1920年のジョージ・シスラー(George Sisler)氏を5本上回り、84年ぶりにシーズン最多安打記録を更新した。

トラウト史上最高額契約か?

エンゼルスのマイク・トラウト外野手(27)がエ軍と12年4億3000万ドル(約477億3000万円)以上で契約間近と米スポーツ専門局ESPN(電子版)が18日(日本時間19日未明)に速報した。

 現役最高の外野手といわれるトラウトは2014、16年にア・リーグの最優秀選手賞(MVP)を獲得。大谷翔平投手(24)の同僚で、20年のシーズン後に契約が満了となる予定だった。2日(同3日)にフィリーズが獲得を発表したブライス・ハーパー外野手(26)が記録した、米プロスポーツ史上最高額となる13年総額3億3000万ドル(約370億円)を上回り、超大型契約となる。

メジャーリーグルール変更

米大リーグ機構と選手会が、2019年と2020年から適用されるルール変更に合意した。米公式サイト『MLB.com』が14日(日本時間15日)、伝えている。
 オールスターゲームやホームランダービーに関するルール変更もあったが、中には優勝争いに大きな影響をもたらす変更もあった。
 特に注目されるのが2020年から適応されるワンポイント禁止のルール。“左殺し”で知られるオリバー・ペレス投手(インディアンス)やブーン・ローガン投手(現FA)などにとっては、選手生命を脅かすルール変更となった。
 また、大量に点差がついていない場合の野手の登板禁止や二刀流選手についての新たな位置づけなど、大谷翔平投手(エンゼルス)の二刀流成功を受けたものも見られた。ルール変更に対し、選手が試合でどのような対応を見せるのかにも注目だ。

主なルール変更は以下の通り。

〇今季から

・8月以降のトレード(ウエーバーなど含む)が廃止され、7月31日がメジャーリーグでのトレード期限となる。

・試合中にマウンドに集まれる回数は、各チーム1試合6回から5回に減る。


〇来季から

・レギュラーシーズンのロースターが25人制から26人制に変更。ダブルヘッダーは27人まで、9月は28人までそれぞれ枠が拡大される。なお、従来の9月以降の40人制(通称・セプテンバーコールアップ)は廃止される。

・負傷した場合を除き、投手は最低3人の打者と対戦、もしくはイニング終了まで投球しなければならない。

・故障者リスト入りの期間が最低10日から15日に増える。

・投手として20イニング以上、野手もしくは指名打者として20試合以上に先発出場(少なくとも3打席に立つこと)を達成した選手のみ、二刀流選手として認められる。

・6点差以上離れていない場合は投手を登板させなければならない。

DeNAとダイヤモンドバックスが業務提携

DeNAは14日、米大リーグ、ダイヤモンドバックスと2021年シーズンまで戦略的パートナーシップを結んだと発表した。チーム編成や運営のノウハウの共有を目的とし、今季からスタッフの人事交流を始める。
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2019年03月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
アーカイブ