スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

犬辻メモ「はんぶんこ」

なにかを半分こするときに当然のように大きい方を辻ちゃんに渡す犬飼、当然のようにじゃんけんを始めようとする辻ちゃん。
じゃんけんって拳を握る辻ちゃんに、良いよ俺こっちちょうだ言って、ひょいっと小さい方を犬飼は取っていっちゃう。
それが辻ちゃんは嬉しくもあり不満でもある。

犬辻メモ「慣れた」

付き合いたての頃の辻ちゃんはキスされるなと思ったら真っ赤になってぎゅっと目をつぶるのが可愛くてわざとするタイミングをずらしたり「どうしたの辻ちゃん」って何でもないように答えてその反応を見るのが楽しかったのに、慣れた今では少し顔を近づけるだけで普通に目を閉じたりなんなら辻ちゃんの方から唇を合わせたりするので、あの頃は可愛かったのになーってしみじみする犬飼先輩。

可愛げがなくなってすみませんね。でもそうしたのは先輩ですよってジト目になる辻ちゃん

犬辻メモ「バレンタインデー」

バレンタインは女の子が男の子に貰うものと思ってる辻ちゃんが、犬飼に辻ちゃんは俺にチョコくれないの?と言われて、ハッ!?となる話。
ちょっと待っててくださいってダッシュして、コンビニ…はいくらなんでも味気ないって隣のケーキ屋さんに入って、迷った結果ホールのガトーショコラ買ってきてくれるから、犬飼もつい笑ってしまう。
ごめんね、辻ちゃんからのチョコ欲しかったのは本当だけどそこまで頑張ってくれるって思わなかった。ありがとう。一緒に食べようか。

そしてガトーショコラ食べながら、男同士のバレンタインって受け入れる側が用意するのか…って勘違いする辻ちゃん。

犬辻メモ「からかう」

女の子みたいな扱いしないでくださいってムッとしたら、辻ちゃん女の子みたいな扱いがどんなのかって知ってるの?って滅茶苦茶からかわれて、更にムッ!とする辻ちゃん

付き合うの初めての辻ちゃんと、数人付き合ったことがある犬飼めっちゃ良い。

でも、こう一生女の子の扱いわからなくて良いよって言うぐらいの青さを犬飼に見せて欲しい。

犬辻SS「おいで」

「犬飼先輩」
ん?と柔らかく微笑まれる。それじゃない。俺が欲しいのはそれじゃない。
意を決して両手を広げる
「お、おいで……?」
前の記事へ 次の記事へ