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父という人

こんばんは

今日は冷たい雨の一日でした
しばらく暖かい日が続いていたので
寒さがとてもつらいです

私は雨が嫌いではありません
大地を潤し生命に活力を与えます
木々を街を美しく洗います

でも
今は気分が沈んでいて
雨の一粒一粒が心に刺さるように感じます

気分が沈んだ最初の原因は
全く別のことだったのだけど
そうして元気のないところに
父の具合の悪いことが分かりました



といっても
みなさまが想像されるような

ではありません

随分前に
父と決別したことを書いたことがあって
読んでくださった方もいますが

父とは
そういう関係です

10年以上会っていません

子どもの頃
家族で一番父と一緒にいたのは私でした

でも
今は一番遠いところにいる



弟が面倒をみてくれています

その父の具合が良くない…



病院の世話をしたり
治療法を考えたり
弟だけでは心理的な負担が大きいから
私は父に合わないけれど
弟と一緒に相談はします

自分の親がこの世を去るかもしれない
と思うと不安です

最後にもう一度会っておくべきか
何度も考えますが
会う勇気がありません

父の姿を見たら
自分は壊れてしまうかもしれない

会わないと決めたくらい
会いたくなかったけど
それはそうなってからのことで

子どもの頃
父は私にとってステキな父でした

小学3年生までに中学3年生までの数学を
教えてくれたのは父

ドップラー効果について知ったのは
6歳くらいのことでしたが
その原理を教えてくれたのも父

ダジャレが好きで
家族の他の人は無視するのに
私だけが大ウケでいっぱい笑いました

私の中には
ステキだった父と
もう二度と会いたくない父と
その両方が心に残っていて
その2人は別人なのです

今会ったら
父はその両方であり
どちらでもないのです

想像すると苦しくて
実際に会う勇気がありません

いろんなことを
後悔するかもしれません

そんなことを考えます
毎日毎日…





きっと
会えるうちにあっておいた方がいいよ
会わないと後悔するよ…
と思う方が多いのでしょう

でも
会って自分が壊れてしまうかもしれない
会えないです

もともと凹んだのは
全然別のことだったのに
父とのことが重なって

冷たい雨が降ってきて

痛く心に刺さります



好きだった父と
会いたくなくなった父

具合が悪くなるのが
想像よりも早くて
さよならをいう心の準備
まだできません










































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