2009-11-5 02:07
僕が本当に信じたいのは、きっと僕自身です。
人に優しくない自分なんてやだ。
人を信じない自分なんてやだ。
人の話を理解できない自分なんてやだ。
人の気持ちを感じられない自分なんてやだ。
自分に正直になれない自分なんてやだ。
自分の意見をはっきり言えない自分なんてやだ。
こんなふうに、けーたが出来ない訳がない、けーたとは必ずこうあるべきのようなことを、ある種の強迫観念のように、思い続けてきたところが僕にはあります。
自分はこんな人間じゃない。もっと出来るんだ、って自分に言い聞かせて…、
自分を信じることでしか、この気持ちを保つことができなかった。
「信じる」っていう、一見綺麗な言葉を使うことで、現実から逃げているんです。
私は今、逃げています。
…もう目の前は、行き止まりなんだけどな。
今僕は、
「自分は自分が間違えていると気付いた時は、素直に引き返せる人間だ」
と、思い、そう出来ると信じています。
出来なかったら出来なかったで、きっと信じてたことなんて、きれいに忘れているんだろうな。
僕の「信じる」は、自分でも他人でも、なんでもかんでも信じ過ぎて、いつの間にかジーパンの裾みたいに擦り減って、意味がなくなっているみたいです。
…信じる意味がなくなったら、僕はどうやって生きていこうか。
ねぇ、信じるよりも、疑う方が勇気がいるって、知ってた??
僕は、今、ようやく分かったよ。
…分かりたくなかったよ。信じたかったよ。傷付けたくなかったよ。
いや違う。
傷付きたくなかった。
ただ、それだけ。
読んでくれてありがとう。
夢物語から現実へ。
…重いね。ごめんね。