ここは原発最前線の町

まったく意識してませんでしたが、昨日４月８日は灌仏会。
花祭りと呼ばれるお釈迦様の誕生日であったそうです。
近くのスーパーでどこかの人達が甘茶を配って、何かイベントをやっていました。
私はどっちかというとキリスト教徒であるので、お茶を頂いただけで何をするでもなかったですけれど、ご年配の方などは真剣にお祈りをしていたようでした。

どっちかというとキリスト教徒だと言いましたが、私は正直なところ神様というものをあんまり信じる方ではありませんでした。
それにあの地獄にも似た大震災と、津波の被害を見て、知るとこの世に神様なんていないんじゃないかとよく思いました。
でも、どっちも過去形。
今は、キリストや釈尊ではないにしても神様はいるんじゃないかと思うようになりました。
人はいい気になっているけど、誰かによって行かされている。
自然がほんの少し暴れただけで人間にはなすすべもない。

こうして、生きて、呼吸して毎日生きていることができるのも、誰かが見守ってくれているから。
生きていることは既に奇跡であると…。、

神頼みするつもりはありません。
ただ、もう福島原発の収束件についてはもう私達ができることのレベルはほぼ終わっているので私が祈ることはただ一つ。
少しでも早く、多くの人が故郷に戻ることができますように…、とそれだけは祈り、願いたいです。
神様に…。