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0.37の公園で

一昨日の白河のイベントがあった城山公園には入る時こんな看板がありました。

「公園利用者の皆様へ

当公園は毎週一回の放射線量測定を行っています。その結果は以下の通りです。

測定日 平成25年 9月17日
放射線量 1mで0.37マイクロイーベルト/h

なお、より安全に利用して頂く為に次の点に留意して下さい。
〇長時間の利用は避けて下さい。
〇公園の利用後は手や顔を洗い、うがいをして下さい。
〇砂や土を口に入れないようにして下さい」

17日の測定から1週間も経ってませんから、多分イベント会場の数値も似たようなものだったでしょう。
コンクリートの駅前会場や、別会場もそんなに変わらないと思います。
駅前のモニタリングポストが0.28くらいでしたから。
でも、イベント会場の横の草地にはたくさんの人がいましたし、横の草原ではイベントにちょっと疲れた親や子供が草地に寝転んだり、滑ったり走ったりと思いっきり遊んでました。

0.37というのは福島全体では低い、とは言えない数値です。
1年生活すると1ミリシーベルトを超えると思います。
もっと高い中で生活している人も多いですが、田村や会津は0.1台ですし。
震災直後は白河の工場で作っている紙おむつやナプキンが放射能に汚染されてるなんてことまで言われてました。
でも、0.37の公園に集まって、みんなで笑って、遊んで、楽しんでいました。
その数値が、白河の人にとっての日常であるからです。
被ばくを諦める、というと聞こえは悪いですが、現状を受け入れつつ、前向きに楽しむ。
勿論、健康には気を付けつつ大事な故郷で、毎日を精一杯生きる。

日曜日のイベントに東京の人達の心意気を感じたのと似た感じで、私は遊ぶ子供達とそれを見守る大人たちに福島の想いを感じた気がしたのでした。

江戸の大工の心意気

昨日は、白河のゆるキャラフェスタに夢中になってしまい、ブログの更新も全部その事でしたが、実は白河に行く前に、船引の仮設住宅に寄って「復興支援住宅デー」も見てきました。
船引グラウンドの下の駐車場に車を置いて、長い階段を上った先が、仮設住宅の丁度真ん中で駐車場や自治会の集会場などがあるのですが、そこにいくつものテントが張られていて、片方には木工体験コーナー。
片方にはバザー。そして奥には食べ物の屋台や抽選会の会場などが作られていました。
仮設住宅の方達の為のイベントかなあと思ってうろうろしていたら、
お姉さんに
「これどーぞー!」
とにこやかに抽選券とバザーの引換券、貰ってしまいました。
「私、仮設住宅の人間じゃないですけどいいですか?」
「どうぞ〜。御遠慮なく〜」
そういう訳で遠慮なく御相伴に与かることにしました。
バザーはタオルとか、靴下とか、販促品とか、古い服とかが山積みされていて3点までバザーの引換券で貰えるというもの。
「でも、普通のタオルや靴下は5枚で1点扱いでいいですからね」
とかなり太っ腹。
さらに太っ腹だったのは抽選会。
ハズレでもラップ1本。当選は商品券や洗剤、トイレットペーパーなど実用品揃い。
特賞はスティック型掃除機…だったかな?
開始間もなく一本、当てて行った人がいて皆に拍手されていました。
もっともっと太っ腹だったのは屋台で、飲み物ペットボトル一人、一本無料。
ヤキソバ、フランクフルト、コロッケも一人一回無料。
ここで一食浮く上にいろいろ貰えてなんだか申し訳ないくらいに思えてしまいました。
木工コーナーでは木の手作り積み木があったり、本棚などを作るコーナーがあったり。
子どもだけでなく、大人も真剣になってやっていました。
その後は餅つきなどもあったみたいです。
粗品と言って会場の人達に配っていたのは正方形の箱ティッシュと、サクマドロップ。
どちらも広告印刷されたものでしたが、サクマドロップの広告印刷されたものなんて初めて見たのでちょっと感動したり。

協賛が全建総連で、住宅相談のコーナーもあって、多分に避難した人達が新しい家を作る時に、仕事を請け負いたいという意図も多分にあるのでしょうが、それでも、これだけのイベントを参加無料で、しかも仮設住宅の人だけではなく、田村の皆に開放して行うあたり、仕事やもうけを抜きにした人の暖かさというかを感じます。

仮設住宅に96歳のおばあさんがいらっしゃいましてそのおばあさんがバザーや、屋台のものを欲しがった時、スタッフさんはとっても丁寧に対応してました。
特にフランクフルトの屋台は持ち帰れるようにしてあげたりして。
「東京の人間も優しいところがあるんだって、思って貰えれば嬉しいです」
と言っていたのが聞こえました。
全員が大工さんだとか、江戸っ子だ、とかいうわけではないでしょうけれど、なんとなくカッコいい江戸っ子の心意気が見えたような気がしたのでした。

最後はあたまがふくしまちゃん

今日のイベント「ご当地キャラ こども 夢フェスタ」は堪能してきました。
会場の城山公園はけっこう広いので、人は多いですがイベントステージ以外はそんなに混雑と感じられることも無く、全国各地のゆるキャラと触れ合うことが出来ました。
クマもんの入り待ちをする人がいっぱいで、でも、ささっと去っていくクマもんがアイドルのようであったり。あさごはんマンとみそしるちゃん、はやおきくんの3ショットを撮れたり。
バリィさんと握手もできました。バリィさんは思っていたより、ずっと大きかったです。
メロン熊に噛み付かれたりもち-うさぎを撫でてみたり。
むすび丸は握手した手を取って、キスしてくれたんですよ。
むすび丸課長はけっこう女の子に親切?(自分で女の子言うか…)
白河の新キャラも登場せいてました。その名もしらかわんこ。けっこう可愛いです。
入り口にはでっかい蓑面市のキャラ たきのみちゆずるの一万羽鶴か飾られてあって福島を応援する気持ちに感動したり、100円のくじ引きを引いたら特賞でかわいいシロモチ君のマスコットが当たってうれしかったり。
ご当地リラックマとかなめこ、ワンピースは定番ですが、なんとご当地殺せんせーというのもあってビックリしたり。4時間があっという間でした。
出会ったゆるキャラの写真、夢中になって撮っていたら今日、撮った写真100枚以上になってました
ね(^^;)


それでも全部のゆるキャラと会えたわけではなかったあたり、ゆるキャラの数の多さに改めて驚きました。童心にかえってキャラクター達との触れ合いを楽しめて、とてもよかったです。
荷物持ったまま歩き回ってたので、足と腕がちょっと痛かったですけど。
でも、本当に楽しい一日でした。
また、こんな機会があるといいなあと思います。

たくさん、写真を撮って来たのですが、全部は載せきれないのでいずれ機会があれば。
最後はふくしまの新ゆるキャラ「あたまがふくしまちゃん」
そのまんまやん、とも思いますがとってもかわいい子です。
八重たんとどっちにしようか迷ったけど、とりあえず今回は若い子に譲って貰いましょう。

福島に、それから日本各地、世界各地にゆるキャラが笑顔と元気をくれますように…。

舞台裏 真田幸丸君とおやまくま

舞台正面は凄い人。とても近づけません。

でも舞台裏はけっこうキャラ達の楽しい顔が見れて穴場ポイントだったり。

長野 真田幸丸君が栃木 おやまくまをなでなでするの図。

流石ゆるキャラ界のイケメン君♪

くまモンはやっぱり凄いモン

入場もVIP並の警備のくまモン。
実際見て見ると人気の理由、わかります。
カワイイし何より面白い。
ステージで見事なダンスを見せてくれた後、白河市長からくまモンの白河ダルマもらってました。
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