昨日の夜はブログを書いてすぐくらいに寝ました…というか落ちました。
で、朝もまだ暗いうちにふと目が覚めたのは5時くらい。
こんな時間に起きたのは偶然でしたが、ふと、
(ああ、今日は…あの日だ)
と思い出しました。
阪神淡路大震災が発生した日から今日で19年です。
6000人以上の人が亡くなった直下型の地震は、当時の私でも忘れられない衝撃でした。
募金をしたり、品物を送ったりしましたがそれ以上の事はできず、いつしか忘れていきました。
恥ずかしい話ですが、阪神淡路大震災を再び意識するようになったのは自分達が同じ震災を体験したあの日からです。
勿論、私達が受けた地震の被害は、阪神淡路の方達にはとても及びません。
でも、地震という人間の力の及ばない力が生み出した被害に打ちのめされた思いはきっと同じだと思うと、当時の被災した方々の思いが少しですが解るような気がしたのです。
福島の子供達の中には「地震」そのものの恐怖は忘れている、もしくは覚えていない子も増えて来ています。
あの恐怖を思い出させる必要はないかもしれませんが、私は
「地震というのは恐ろしいものだということ」
「かつて地震でたくさんの人が亡くなったのだということ」
「いつ地震が再び起きるかもしれない。その心構えは忘れてはいけない」
ということは教えていかなければならないと思っています。
理解できる子には阪神淡路大震災の写真とかも見せて、地震の恐ろしさを教えたりもするし、避難訓練で話したりもします。
震災を語り継ぎ、助け合う事の大事さや、自分や大切な人の命を守る真剣さなどをこれからも伝えていきたいと心から思っています。