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絶対に買わない!

昨日、一昨日とブログをお休みしてしまいました。
理由は寝落ちと少しの体調不良。
ここのところ忙しくて、ポケモンもあんまりスイッチを入れている時間がありませんでした。
今まで、一日落したことはあっても二日間は無かった筈なので、今後は気を付けたいと思います。

さて、暫く福島のネタが無かったので、久しぶりに。
先日コンビニに行ったらマンガ「美味しんぼ」の111巻が売ってました。
福島の真実 下巻です。
これが「福島の真実?」なのは前に言った通りで、話題にする事で炎上商法に乗せられているような気もしますが、読まないで文句をいう訳にもいかないので立ち読み(ごめんなさい)してきました。
若き日の海原雄山と奥さんのエピソードとかはまあともかく、福島に住んでいる者としていろいろツッコミどころはあるのですが、ネットでも記事になっているように、絵そのものは雑誌掲載時と同じですが、セリフがところどころ変わっていたようです。

「福島がもう取り返しのつかないまでに汚染された」
と語った准教授のセリフが
「震災前の政府の基準に従えば、住んではいけない所に多くの人が住んでいる」
に変わったとか、色々。
私は全部の変わった所を指摘するほどに雑誌掲載時読んでいた訳ではありませんが、それでも
「ああ、変わったな」
と思うくらいには変わっていました。
巻末には注釈もいくつかついていたようです。
井戸川氏のあたりはそんなに変わってなかったですけど。
特に鼻血と放射能の因果関係のあたりは否定する方向に変わってました。
マンガってのは不思議なもので、同じ絵を使っていてもセリフが変わると印象がまったく違います。
最初からこうだったら、ここまで騒ぎにはならなかったんじゃないかなと思いました。
と、言っても
「福島の真実?」
な内容に変わりはなく福島で除染や放射能と向き合って農業したり、生きている人達の気持ちをまったく考えていない内容なのも同じですけどね。

推理小説のトリックとかと違って、現実では真実は一つじゃありません。
たくさんの人、それぞれに思いがあって立場があって真実がある。
それを解らない人に「福島」を語って欲しくないなと思いました。

何でも原作者の雁屋氏は1月に反論本を出すのだそうで。
福島をどこまで喰いものにすればいいのかと思わずにはいられません。
私は「福島の真実 下」も反論本も絶対に買いません。
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