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決して無駄ではない。

震災で年を数える事はあまりしたくはないのですが、それでも。
やはり、11日、という日は私達にとって一つの節目となる日になってしまっています。
震災から4年と9カ月。
今日、ニュースなどでは警察の方々が実施されている一斉捜索の姿が報じられたそうです。
震災から間もなく5年が過ぎますが、毎月11日には岩手、宮城、福島などで沿岸で未だ行方不明になっておられる方の捜索が行われていると聞きました。
一月前のYahoo!の質問箱では5年も経過しているのに何故捜索を行っているのだろう、という質問も出ていました。
その方は真摯な気持ちで純粋な疑問を投げかけていましたが、中にはかなり厳しい言葉で無駄なんじゃないか、と言っている人もいました。
実際に今まで捜索が行われた場所で新たなご遺体が見つかることは難しいかもしれません。

でも、私は絶対に無駄などではないと思います。
波の中に沈んだ遺骨が海流などで、流れ着いている可能性もきっとあると思います。
海中では数百年前の遺骨が発見された例もあるそうです。
海に沈まれた方達も、きっとご家族の元に戻りたいと思っていると思いますし、捜索が行われている事で、もし、戻ってきた時見つけて貰える筈です。
そして…未だ行方不明の方のご家族は、ご遺族と呼ばれても家族が生きている事、せめて戻ってきてくれることを祈り続けていると思います。
その方達にとって毎月の捜索は、紛れもない希望であり、願いであると私は思います。

津波の被害を実際に知らない私が偉そうに言えることではありません。
でも、私ははっきりと言いたいと思います。
捜索して下さっている方、行方不明になられた方々の帰りを待っておられる方。
そして、行方不明の方々にも。

その思いは、願いは、努力は…絶対に無駄ではないです。と…。

心からの思いを込めて…。
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