今日は東日本大震災と、原発事故から10年目の日となりました。
何度も書いている事ですが、昨日の夕飯は忘れても、多分あの日の事は今も憶えている。
そういう人は多いような気がします。
私もそうなので。

今日は、偶然にもお休みが頂けたので、朝から墓参りに行き、それから浪江の道の駅に回り、久ノ浜で2時46分の黙とうに参加してきました。
献花をした後は、楢葉でお風呂に入り、追悼花火の打ち上げを見て戻ってくるという1日でした。
仕事に追われる日が多かったここ数年の3月11日の中で、久しぶりにじっくりとあの日について考えた様に思います。


あの日から10年。

節目の日、かと思うと違うかな?
という気がします。
昨日も、今日も、明日も、10年目も、11年目も私達にとっては変わらない1日。
あの震災と原発事故の後も、私達は福島で生きているからです。
これからもずっと生きていくことでしょう。

今は、コロナ禍で生活し辛くなっています。
当たり前だった事ができなくなり、マスクの下の顔が見えない日々。
ある意味震災よりも大変かもしれません。

忘れても忘れず。
10年過ぎても11年過ぎても、当たり前の日々こそが大事で尊いのだということを胸に毎日を大切に、普通に生きていきたいと思います。


皆さんのこれからが平和で豊かなものでありますように。