今日はずっと家にいました。
嘘みたいないい天気で、会津若松でやっていたタカラッシュのイベントに行きたかったなあとなんども思いましたがそれは自分の過失なので。
掃除をして犬の散歩をして、自分の足元をよく見直して反省してます。
世の中には一度機会を逸すると二度と取り戻せないことというのは確かにあるので、これを教訓にして二度と同じことを繰り返さない様にするしかありません。

昨日、福島原発4号機がマスコミに公開されました。
一時期一番危険と言われていた所ですが、公開できるくらいの体裁は整ったのか。
でも、新聞に載った写真を見るだけでも酷いものでした。
爆撃を受けたかのようという言葉が本当に納得できます。
危険な核燃料プールがシートをかけられているだけであるということも驚きでしたが、空がはっきりと見えるほど壊れた天井。
がれきだらけで片付かない建屋。
今もってこれでは放射性物質も飛ぶわ、消えないわと納得しました。

現状、カバーがかかってある程度安定しているのは1号機。4号機もそれほど危険は無く、燃料棒の取り出しの準備を進めているとのこと。
でも、2号機は状態が酷すぎて手が付けられず、3号機もまだ試行錯誤中ということ。
要するに一年経ってもまだ現状は全く変わっていないという事なのです。

私の住む田村市から原発までは直線距離で50kmありません。
職場なんか35km地点です。
車で一時間もかからない場所でこれだけの悲惨な光景と厳しい現状が続いているということは忘れてはいけないと新聞を見ながら思いました。

福島県民は放射能の影響などなかったかのように日々を過ごしています。
騒ごうが何しようが「ある」ことはもうどうしようもない。
できるのは除染でわずかながらに身の回りからそれらを減らすことのみ。
なら気にしてもしょうがないというのはまあ、間違ってはいないでしょう。

でも、同じことを繰り返さないように教訓にする為にも、偏見と闘って行く為にも、真剣に放射能と向かい合った方がいいように思うのですが…。