コロナウイルス騒動が続いています。
東京ディズニーランド休止、スパリゾートハワイアンズも休館。
郡山、福島市は言うに及ばず田村市も児童の室内あそび場は休館が相次いでいます。
東京オリンピックに始まり、コンサート、映画、演劇、サーカス。
ありとあらゆる
「人が集まって楽しむ」イベントが全て消えて行きます。

本当に、東日本大震災直後の放射能騒動を思い出すのですが、あの時よりも今回の方が遙かにたちが悪いと感じます。
あの時は、みんなで力を合わせる事でどうにか乗り越えることが出来た。
助けてくれる人もいます。
でも、今回は誰も、誰かを助けられない野が辛い。
人と関わらず家に閉じこもるのが一番安全で。
でも、閉じ込められる事で自分や子どもに溜まるストレス。
イベントは軒並み中止、図書館や遊園地や児童館なども軒並み休館、閉鎖。
身体によくないと言われようとゲームやテレビで時間を潰すしかない。

行き場所が無くて、相談できる相手がいなくて子どもにあたってしまうお母さんなどの話題をニュースで見るたび、あちらこちらで、閉鎖、休止、休館に追い込まれる施設の話を聞くたび本当に何かできないかと思わずにはいられません。

例えばなのですが、「不特定多数が出入りする為、クラスター感染の温床になる危険がある」
と休止、休館になっている児童館や、公的児童施設などを時間予約制の貸切開放するとかして少しでも子どもを持つ家庭の「居場所」「行く先」を作ることはできないものでしょうか?
1時間に1家庭、もしくは1グループの入れ替え制。入れ替えごとに消毒や換気を行う事で3密
と呼ばれる感染リスクはほぼ下げることが出来ます。
住所登録と検温を入館時に行う事で、健康管理や万が一の時の追跡調査も可能。
子どもは思いっきり遊べてストレスを発散させることができ、保護者は職員などと話をすることで辛い気持ちを少しでも吐き出せる。
休館で職員や施設をただ遊ばせておくより、細心の注意を払って開放する事で何組かにでも救いを与える事ができるのではないかと思うのです。
イベントについても、感染リスクを少なくした上で「楽しめる」イベントの持ち方はいろいろあります。
冗談のように依然言ったのですが、コードFなどはそれこそ戸外で、人と接触することなくフィールドワークを楽しめるこの時期最適なイベントです。

まあ、公的施設は全ての人に平等でないと、とか、予約が殺到したらどうするのか?とか問題があるのは解るのですが、このままではコロナウイルスにかかるより先に経済的問題や精神的問題で人々が疲弊する方が早いような気さえします。
そう言う人たちに救いの手を差し伸べる事はできないのでしょうか?
観光、イベント業の方達に支援する事は私達には難しいですが、困っている人、苦しんでいる人は身近にたくさんいます。
そんな人たちをを助けたい。
楽しむことを諦めないでほしい。
誰かが、助けてくれるという事を伝えたい。

暴風の中、それでも公園で遊んだりする親子の姿を見るとそんなことを思わずにはいられません。

公立小学校、中学校の新学期は目前です。
東京など首都圏は5月までの休校を決定しました。
感染防止の立場からは仕方ない事かもしれませんが、学力低下は否めないでしょう。
家庭の負担もさらにマシマシ。
そう言った家族、子どもへのフォローを何か考えていければと思うのですが…。

下っ端の身では難しいですね。