新型コロナウイルス禍が止まりません。

福島は今日の時点で感染者は37名。
二本松では初のクラスター感染もあり、徐々に感染は広がってきているようです。
東京では毎日100人超え。
非常事態宣言が出され、毎日コロナウイルスの話が出ない日は無いくらいです。
田村市では学校は再開されましたが、児童館などは休館。
イベントも全面中止。
全国各地で、ありとあらゆるイベントが中止になっています。
オリンピックを初めとして青森のねぶた祭りまで。
その上、飲食店なども自粛命令が出され、戸外のお花見でさえほぼ人がいないくらい。
観光業などのダメージは相当なものだろうなあ、と思います。

でも、正直疑問にも思うのです。
医療崩壊阻止の為にも感染拡大は防がなければならない。
それは当然の事。
その為に3密(密接、密集、密閉)は防ぐべき。
それも理解できます。
でも、感染拡大防止という理由で、どう考えても感染拡大に寄与しないイベントまで中止になっていくのはいろいろと解せません。
代表的なのがコードFとフラワースタンプラリー。
どちらも福島を代表する観光周遊企画で、ついでにいえばこのブログのメインコンテンツなのですが、今年中止となってしまいました。
話を聞いた時野外で、ほぼ人と接することなく楽しめる数少ないイベントなのに、なんで?
と思わずにはいられませんでした。
まあ、公的な立場からすればどんな形であれ「それのせいで感染者が出た」と言われれば命取りなのでその前に中止にしてしまうのが確かに無難ではあるのでしょうけれどそのせいで、ただでさえ娯楽というものが次々と消えて行っているので残念でたまりません。
家でストレスを溜めている家庭や子どもも多分多い筈。
いろいろな施設も休館していますが、その為人手も余っているので、人を制限した上で消毒を徹底するなど工夫して利用を解禁するとかできないのかなあと思います。

このままではコロナウイルス禍が終わる頃には飲食、観光業界は壊滅し「手術は成功したけど患者は死んだ」状態になりかねません。
まだまだコロナウイルスの鎮静化には時間がかかるでしょう。
その時までにこの災いとなんとか付き合っていく方法を考える時期にきているのではないでしょうか?