30日午後3時ごろ、神奈川県厚木市下荻野のアパートで、白骨化した幼児の遺体を県警の警察官が発見した。児童相談所から「所在不明の男子がいる」との連絡を受けて調べていた。県警は、保護責任者遺棄致死の疑いがあるとして、父親とみられる30代の男から事情を聴いている。

県警によると、22日に児童相談所から「この春に中学生になる年齢の男子の所在がわからない」と連絡があった。住所地のアパートを訪ねても不在の状態が続いていたため、県警が30日、父親を見つけて一緒にアパートに入ったところ、室内で白骨化した男子とみられる遺体を発見した。現場の状況などから、死亡時は4歳前後だったとみられる。男子は生きていたら、30日に13歳の誕生日を迎えるはずだったという。
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