黙食の見直しなど 子どもたちが葉山町長へ陳情

12/2(金) 23:18配信
tvkニュース(テレビ神奈川)

神奈川県・葉山町の子どもたちが、町長らに対しマスク着用のルールの緩和など、学校生活での新型コロナ対策の見直しを求める陳情を行いました。

生徒
「給食の時間を楽しみにしているのに、『黙食』のルールがあるからつまらなくなっている」

2日に葉山町役場を訪れたのは、町内に住む小学1年生から高校1年生までの9人です。

陳情では、学校でのマスク着用のルールが緩和されたのにも関わらず、ほどんどの生徒が着用を続けているため、現状が変わっていないと指摘。

また、黙食の見直しのほか、体育祭や修学旅行などの行事の縮小や中止の見直しなどを求めました。

陳情を受けた山梨崇仁町長は、「皆さんの話はとてもよく理解ができた。 この行動が脱マスクへの転換点になると思っているので、大事な意見として受け止めたい」などと述べました。

小学3年生
「町長が話をちゃんと受け止めてくれたので、それがルール(作り)とかに少しでもつながればいい」

中学1年生
「(町長の話を聞いて)マスクを『したい人はする』『したくない人はしない』、お互いの気持ちを分かりあって、生活や意見を出しあっていく必要があると感じた」