コロナによる致死率減少 死者の98%は基礎疾患あり

12/5(月) 19:30配信
MBC南日本放送

鹿児島県は、新型コロナに感染し死亡した人の割合を示す「致死率」が、今年上半期よりも下がっていることを明らかにしました。

県が原則3か月ごとに公表している統計によると、今年9月から11月までに新型コロナに感染し亡くなったのは50代から90歳以上の131人でした。90歳以上が55人と最も多く、次いで80代、70代と年齢が高いほど多くなっています。

死亡原因別では、新型コロナによるものが73人、それ以外が58人でした。基礎疾患の有無では131人中128人と、ほとんどの人に基礎疾患がありました。

経緯別では、医療機関に入院中が90人、施設に入所中が35人、死亡後に陽性が判明した人が2人、自宅療養などが4人でした。ワクチン接種については、1回接種が1人、2回目接種が6人、3回目接種が47人、4回目接種が29人、接種歴なしが26人でした。

感染者のうち亡くなった人の割合を示す致死率は、すべての年代で減少しました。