コロナ致死率、60、70代は0.18% 昨夏以降低下 厚労省公表

12/21(水) 21:00配信
朝日新聞デジタル

厚生労働省の専門家組織の会合後に会見で話す、座長の脇田隆字・国立感染症研究所長=2022年12月21日午後6時24分、東京・霞が関の厚生労働省、市野塊撮影

 厚生労働省は21日、新型コロナウイルスのオミクロン株が流行した今年7、8月の60、70代の致死率が0・18%だったと公表した。デルタ株が流行した第5波(2021年7〜10月)が1・34%、オミクロン株に変異した初期の第6波(22年1、2月)は0・70%だったが、致死率は大きく下がってきている。

 コロナの感染症法上の位置づけをめぐり、季節性インフルエンザと同じ「5類」に変更するか議論が進められるなか、厚労省は今回のデータを参考にしていきたい考えだ。