南ア、無症状コロナ感染者を隔離不要に 第4波収束と判断

[ヨハネスブルク 31日 ロイター] - 南アフリカ政府は31日、新型コロナウイルス感染第4波を脱したとして、検査で陽性判定が出たが症状のない人の隔離義務を廃止し、症状のある人の隔離期間も10日から7日に短縮すると発表した。濃厚接触者は無症状なら隔離不要とする。

首相官邸の声明によると、今回の措置は、国内の感染状況とワクチン接種率に基づき、臨時閣議で決定した。

現在、国内の警戒レベルは5段階中最低。

声明は、「変更は、複数の抗体調査で免疫獲得率が60─80%に上がるなど急上昇していることが根拠。保健省のシステムが収集した情報によると、南ア全土が感染第4波を脱した」としている。