『コロナウイルス、新型って言うのやめたら』 木村もりよさん、過剰な自粛からの脱却訴え 「もう花粉症と同じくらいに扱えばいい」

4/2(土) 13:00
中日スポーツ

 元厚労省医系技官の木村もりよさん(57)が2日、朝日放送の情報番組「教えて! ニュースライブ 正義のミカタ」(関西、東海地区ローカル)に生出演。2年以上も新型コロナウイルス禍が続いていることについて「新型」の呼称の廃止を提案した。

 「コロナウイルスって新型って言うのやめたらいい」などと私見を述べ、過剰な自粛からの脱却も促した。

 番組では3月31日に予定された全国高校選抜ラグビー決勝戦が、両校選手全員がPCR検査で陰性にもかかわらず、対戦校から陽性者が出た東福岡に実行委員会が辞退を勧告して中止となり、対戦する予定の報徳学園が優勝したことが紹介された。

 木村さんは「SARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)と確実に違う風邪コロナウイルスで、もう2年以上付き合っているわけで、オミクロンに至っては通常の風邪と変わりはない。花粉症と見分けが付かないと某局が言っているだったら、もう花粉症と同じくらいに扱えばいいじゃないですか」と持論を展開。

 さらに「コロナウイルスは普通の風邪ウイルスなんです。だいたい風邪ウイルスの10から15%、ピークになれば25%くらい。このウイルスの中に新しく加わっただけ」と意見を加え、自粛が継続している原因としてコロナ利権にしがみつく医師会と選挙で票の欲しい岸田政権が悲劇を生む“諸悪の根源”と厳しく指摘した。