新型コロナ 死者の3割超がワクチン未接種 3月茨城

4/4(月) 21:36
茨城新聞クロスアイ

新型コロナウイルスに感染し、茨城県内で3月中に死亡が報告された89人のうちワクチン未接種者は3割を超え、3回目のワクチン接種を終えた人は2割弱にとどまっていたことが4日、県のまとめで分かった。

死亡した人を年代別に見ると、70歳以上の高齢者が9割に上り、このうち最も多かったのが80代の37人。次いで90歳以上が25人、70代が17人だった。ワクチン接種歴は「無し(未接種)」が27人で30.3%を占めた半面、「3回」は17人で19.1%にとどまった。「2回」は24人、「1回」は2人。

基礎疾患があったのは72人。疾患の種類別(複数回答)では「高血圧」40人、「心疾患」22人だった。

月別の死者数は2月を26人上回り、過去最多を更新した。