いだてん視聴率ワースト

NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」(日曜後8・00)の最終回(第47話)が15日、拡大版(60分)で放送され、平均視聴率は8・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが16日、分かった。インターネット上の評価は高かったが、リアルタイムの世帯視聴率には結び付かず。第6話(2月10日)以降42回連続の1桁。2桁に浮上することは一度もなかった。全47話の期間平均(全話平均)も8・2%と大河ドラマ史上初の1桁。2012年「平清盛」と15年「花燃ゆ」の期間平均12・0%を大幅3・8ポイント下回り、大河ドラマ歴代ワーストを更新した。

今年の漢字は「令」

その年の世相を漢字一文字で表す師走恒例の「今年の漢字」が12日発表され、令和最初となる今年は「令」(レイ・リョウ/いいつけ・おさ・よい)に決まった。この日午後2時過ぎ、京都・清水寺で森清範貫主が縦150センチ、横130センチの京都府産の黒谷和紙に広島県産の熊野筆で力強く揮毫(きごう)した。

出生数が90万人割れ確実

2019年に生まれた赤ちゃんの数が1899年の統計開始から初めて90万人割れし、過去最少となるのが確実になったことが6日、厚生労働省への取材で分かった。同省の研究機関はこれまで90万人割れを21年と見込んでおり、推計より2年早い。想定を超えて加速する少子化に、政府関係者は「大変厳しい状況だ」とし、社会保障制度などへの影響を懸念した。

楽天出店者が公取委に調査要求

楽天が通販サイト「楽天市場」で一定額以上を購入した利用者を対象に、商品の送料を出店者負担で一律無料にすると決めたのは独禁法が禁じる「優越的地位の乱用」に当たるとして、出店者らが公正取引委員会に調査を求めたことが30日、分かった。出店者は楽天との交渉に向け組合組織の設立準備に入った。公取委は通販などインターネット上で基盤サービスを運営する「プラットフォーマー」への監視・規制を強めており、調査に乗り出す可能性がある。
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