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また国が訳の分からない事をしだしました。

伊達市、福島市の一部が「特定避難勧奨地点」となったのです。
このブログにいつもコメントを下さる寒しじみさんのお住まいになっているのも伊達市で、自治体が避難の援助をしているという話はだいぶ前から聞かれていました。
それを国が「命令はしないが避難したほうがいいです。避難するなら援助しますよ」と本格的に動いたのが特定避難勧奨地点の制度です。

でも、今回は世帯数を指定してのものらしく、周辺の方達の不安はきっとひとしおだと思います。
指定されたところはまだしも、指定されていない所の方が実はきっと不安である筈です。

本当にここにいていいのか。
目に見えない恐怖に怯えながら住み続けるくらいなら、少しでも安心できる場所にちゃんとした援助の元移動できた方がいいに決まっています。

勿論、本当は誰も移動などしたくない。
でも、少しでも安心して暮らせるように、ちゃんとした準備の元移動させてあげることはできないのでしょうか?

‥‥市の職員ですが私は下っ端の下っ端なので本当に個人的な意見でしかないのですけれど、飯館や伊達の避難される方々が田村市にいらっしゃったらどうかと思います。

直線距離で言うなら原発から近くて、不安だと言う気持ちもわかります。

正直、震災直後など誰も田村市に来たがらなかったくらいですから。
いつ避難かと怯え見捨てられたと思ったあの日の事、今も忘れません。


でも、田村市の数値は警戒区域と、避難準備地域を除けば1マイクロシーベルトを超えるところは無く、おおむね低目安定をしています。

学校などでも毎日測定値を計測していて、外でも0.5、屋内なら木造の家でさえ0.2を超えることは稀です。

測定をしながらですが窓を開けたり、時間を決めて外で遊んだりもしています。
4月の学校再開時には98%の生徒、児童が学校に戻ってきたとか。
心配で福島に避難したら向こうの方が数値が高いと戻って来られた人もいます。
警戒区域の方も制限が解除させる可能性もあるとの話。
そうしたら仮設住宅やアパートや民家などにも空きが出るかも。

農業や酪農も盛んなので、そのような職業の方の受け入れもできない話では無い筈です。

福島を遠く離れるのでなければ、田村市で一緒に頑張りませんか?
私達は皆さんの気持ちが解りますから。

そんなことを個人的にとても思ってしまいます。
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