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まっすぐに突っ走る

震災前も後も、基本的に福島に生きている事を後悔したことはありません。

でも、震災後、私達個人に公的な支援の手が差し伸べられた事は殆どないと言って行っていいでしょう。
支援の手は決して平等には与えられません。
もちろん震災、原発被災地の中で十分被害が少ない私達。
本当にご苦労をなさっている避難所の方などを差し置いて、義援金や援助金を寄越せと言うつもりはさらさらありません。
壊れた家や車の修理や、電化製品の買い直しなどで結構な額の自己負担もありますが、それは天災だし仕方ないと思います。
でもちょっと…。

ただ、そんな中初めて、震災に会った人達皆に与えられた公的な援助があります。
それが被災地域の高速道路無料化です。罹災証明よりやや軽い被災証明を出すと東北管内の高速道路の利用料金がタダになります。
これを利用して私は昨日、仙台の友人の所に行ってきました。
往復6000円にもなるのでいつもは一般道をちんたら行くのですが、今回は高速道路を利用して半分以下の時間で着きました。

最初は東京方面には利用できないので、あまり使わないと思っていましたがけっこう便利に使えそうです。
仙台の友人の手伝いに行ったり、福島や郡山に行くのも楽になります。
ありがたい話です。
これに関しては心から感謝しています。
車のエアコンを入れて、CDを聞きながら高速道路をまっすぐに行く。
震災当時からは考えられもしなかったぜいたくな話ですね。

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