ここは原発最前線の町

私がコードＦ−５の西会津エリア捜索に行った４月４日は本当に偶然でしたけど映画「ジヌよ　さらば　かもろば村へ」の公開日だったそうです。
それが何の関係があるのかというと、この映画のロケ地は会津。
しかも柳津町がメインで撮影されたのだそうです。
その為、公開日に合わせて柳津町では色々やってて、発見報告所では特設コーナーも作られてました。
コンビニにも原作本がずらっと。

原作はいがらしみきおさんの漫画「かむろば村へ」
お金恐怖症になった元銀行員の主人公が、やみくもに「お金を使わない生活」を目指して悪戦苦闘する様子と、それを取り巻く個性豊かな村人を描いたものだそうです。
原作は知っていましたけど、（ぼのぼのの作者さんですし）それが映画化されてたことは知りませんでした。
実際、今時田舎の人だって携帯くらい持ってますし、お金を使わない生活なんてそうそう簡単ではありません。
それを描くことで「生きる」ということの意味を考えさせる作品だと思います。

柳津は好きな街です。
何といっても水と粟饅頭が美味しいのでその為だけに何度も通ってます。
そこがロケ地になった映画、見に行ってみようかな、という気になりました。

柳津探索途中に映画で使われたであろう、バスを見つけました。
撮影後、柳津町で今でも現役で使われてるのだそうです。
後ろに書いてある言葉がこの映画のテーマ、ですね。

人間、ただ生きていくだけなら、何が無くてもけっこうやっていけるものなのかも、しれませんね。