韓国、屋内もマスク義務解除へ 現在の流行ピーク後―新型コロナ

2022年12月23日16時22分

 【ソウル時事】韓国政府は23日、新型コロナウイルス対策で義務付けている屋内でのマスク着用について、一定の条件を満たせば解除する方針を決めた。「第7波」が現在流行中で、ピークを過ぎた後に解除時期を決める。

 第7波がピークを過ぎて流行が安定化する、重症者・死亡者数が減少傾向になるなど四つの条件のうち、二つ以上が満たされたと判断されれば、義務を「勧告」に転換する。ただ、解除後も当面は医療施設や公共交通機関などでは着用を義務付ける。
 22日に新たに確認された感染者は約6万8000人。重症者、死亡者数は増加傾向を見せている。保健当局幹部は「1月中にピークを迎えるのではないか。その後2週間程度、減少傾向を確認する」と見通しを示した。