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立派なカサブランカ

こんばんは

また1週間が始まりますね

最近会社では嫌なことしかなくて
毎日がとてもしんどいので
この日曜日の晩が一番憂鬱です

みんなそうですよね…

今は休みなく働き続けている人も
たくさんいるので
甘いこと言ってはいけないな…と
分かっていますが
エネルギーが切れてしまっていて
ついつい後ろ向きになってしまいます


さて
うちにはお仏壇はないのですが
父の写真を飾っている場所がありまして
そこにはいつも母が白いユリを飾っています

田舎なのであまり豪華なユリは
売っていないことが多くて…
そこそこの大きさのユリを買います

先日
久しぶりにカサブランカを
買えたみたいで
父の横に供えてありました



いつものユリでも
十分綺麗だと思っていたけど
なんという迫力!
やはり立派ですね

父がカサブランカを愛でる心を持っていたか
というとそれはどうか分かりません

野に咲くような
どちらかといえば可憐な花を
愛でていたように思います

あんなに嫌だと思った父なのに
今は良かったことしか思い出せません

それが父の私に遺したものなのでしょう

世の中には
尊敬に値する立派な父親もいるし
ロクでもない父親もいる

私の父は
ロクでもないところもあったけど
ロクでもないばかりでも無かった

私にもロクでもないところがあるけど
なんとか人に迷惑かけずに
生きていけたらいいな…


見慣れない立派なカサブランカを見て
結構いろんな人に
迷惑をかけながら生きた父を
また思い出すのでした
























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