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知ろうと思わないから知らない事

私は武田邦彦氏が嫌いです。
福島と福島に生きる人を貶める方だからです。

最近、原発のネタが無くなって来たのか武田氏のブログは原発以外の事ばっかり書いているのであまり見なくなっていたのですが、また解らない事を言っていたのでちょっと。

「四大新聞の一つに「風評と戦う「福島産」野菜」と言う記事があり、風評で売れないか値段が安く、福島の農家の方が困っているという記事でした。福島の農家の方は日本政府とNHKの犠牲者です。消費者の方に問題があるのではありません。」
「福島産の食材の放射線汚染が示されたことは今まで一度もありません。
食材の汚染の数値をNHKが報道したことは一度もありません。
食材の安全基準値が法令と矛盾しています。」


この福島産の食材の放射能汚染が示されたことは一度もありません。
というのがよく解りません。
流れからして福島の食材が汚染されていないという意味ではないと思うのですが
「福島の食材の放射能数値が表された事がない」
というのなら、当たり前ですがそれは間違いです。
福島の食材はその多くが放射能の検査をちゃんと受けています。
特に米は全袋検査を経て、そのバーコードを検索すればその袋の検査結果をHPで知る事ができるくらいです。
野菜や魚は抽出検査ではありますが(まだ、そのものを壊さずに検査できる機械は実用化されてないので)それでも現在、福島の新聞に二日に一度くらい掲載されている数字を見る限り滅多な事でセシウムが検出されることはないのです。
武田氏の持論だと1kg40ベクレル以下であるなら大丈夫らしいですが、今、そんな数値が出るのは野生のものや露地栽培でだってそんなにありません。
ちなみに野菜、果物などの検査結果も福島のHPで見ることができます。
ちゃんと知ろうと思えば、知ることはできるのです。
その上で検査している分、福島の食材は安心と購入して下さる方もいます。
(個人的には食べたくないという人に食べて貰わなくてもいいとは思いますが)

福島の現状も知ろうとしないで適当なことを言ってるな、と思いつつ、そう言う人を黙らせるくらいの方策も今後福島には必要なのかなとも思います。
箱に具体的な放射線結果を貼りだして出荷したりとか。
チェルノブイリではそういう試みもあるようですし後は、早めに非破砕式の検査機器が実用されるといいのですが。

でも相変わらずのいい加減さ。
要するに福島に興味がないんですよね。
武田氏は。
いい加減福島をネタにするのはやめて欲しいなあ。
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