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ブルーベリーの思い出話

昨日採ってきたブルーベリーとボイセンベリーは今日、おいしく頂きました。
ひんやり冷えたブルーベリーは厳選して来ただけあってほぼ外れナシ。
ついつい食べ過ぎないように気を付けつつ、明日の朝用を残して食べちゃいました。
ボイセンベリーの方は少し酸味が強いので明日あたりジャムにしてみようかと思っています。
私はダイエット中なのであんまりジャムは使いませんが…。

ブルーベリーを食べながら思い出したことが有りました。
以前、震災前、楢葉町のコミュニティーセンターには秋になると毎年恒例で劇団四季のファミリーミュージカルが来ていました。
なので、何度も行きました。
都路から国道288号線を浜通り方面に向かい、途中の35号線から南の楢葉に行くコース。
その途中にブルーベリーの農園があったことと、そこで初めてブルーベリーの摘み取りをしたことを。
生のブルーベリーの甘さに感動し、そこで食べたケーキの美味しさに驚いた覚えがあります。
「嫌がらないブルーベリーが甘いよ」
と教えてくれたのもそこの方でした。
嫌がらない=完熟して、強く引っ張らなくても手の中に落ちるブルーベリーは本当に甘かったです。
9月初めだったのでブルーベリーの時期としては本当に終わり。
何度かタイミングが合う時に行ったのですが、劇団四季の公演合わせだったので時期が合わない事も多く、震災直前の頃は行く機会も無く…昨日のブルーベリー摘みは本当に5年ぶりくらいでした。

農園の名前を覚えていないのですが、多分場所的に言うと富岡町。
今は当然私達には足を踏み入れられない場所です。
大事に育てられたブルーベリーたちは今も、食べて貰えない実をつけているのかもしれません。
そう考えるとちょっと切ないです。あの農園の方達の方がきっともっと辛い思いをしていらっしゃるのでしょうが…。

でも、昨日のブルーベリー摘みの時に木にいたカミキリムシと目が合ったり、雉がブルーベリーを食べに来ているのに出くわしたりしました。
私達には味わえないブルーベリーの甘さを、かの地に残った鳥や虫が味わってくれていたらいいなあ、とブルーベリーを食べながら思ったのでした。
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